キャリコネニュースには「会社を辞めたい」と思ったことがある読者から、さまざまな体験談が寄せられている。現在クリエイティブ職として働く30代男性は、工場で働いていたときの過酷な体験をこう振り返った。(文:コティマム)
「毎日残業続きで、特に夏は暑すぎて工場内が40度近くなるにもかかわらず、小休止なしでぶっ続け。夕方水を飲んでも吐いて、水も飲めないぐらい疲弊しているのかと思い『毎年夏、これは堪らない』と思い退社」
※キャリコネニュースではアンケート「会社をやめようと思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9
残業時間の上限が決められたとき、上司は言った
管理・事務職の30代男性は、会社の残業制度が変更になった際、「辞めたい」と思ったという。
「会社の人事部門が、タイムシートにつけられる残業時間の上限を設定し、それを超えた残業時間は申請出来ない(=残業代も支払われない)制度を導入。その一方で、直属の上司からは『残業を減らすためには、削減対策を考えるための残業時間が必要だ!』と言われた」
残業を減らすために残業をする……という訳のわからない主張をする上司。仮に残業しても上限時間を超えればタダ働きだ。これでは辞めたくなるのも頷ける。
同じく残業に対して不満を持っているのは、技術職の40代男性。
「残業がほとんどないと豪語していた上司。入社して3か月経ちますが、今まで17時の定時に帰ったことはありません。残業代も支払われず疲労だけが溜まる」
上司から聞いていた話と違い、現実は毎日サービス残業の日々。男性は「次の仕事を探しています」と綴っている。