13周目に入ると、トップを走るセレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)を13コーナーでパスし、チャントラがトップに浮上。その翌周、小椋は5コーナーで3番手に浮上し表彰台圏内まで上げてきた。その後もアロン・カネト(Flexbox HP40)レース終盤まで激しい3番手争いが繰り広げられた。小椋は、19周目で再び3番手を取り戻し、そのままチェッカーを受けた。チャントラとビエッティも最後までトップ争いを繰り広げるたが、再び2番手にポジションを落としてしまい、そのまま2番手でチェッカーを受けることとなった。
2018年から青山博一監督をチームに迎えて4年。今回の第3戦アルゼンチンGPで、両ライダーの粘り強い走りで表彰台を獲得するという過去最高の成績を収めたIDEMITSU Honda Team Asia。これからの活躍にも期待がかかる。
■青山博一(チーム監督) 「7番と8番グリッドでスタートしたチャントラ、小椋の両選手が表彰台に上るというIdemitsu Honda Team Asiaにとって素晴らしい日となりました。チームとしての結果は、ほぼ完璧です。両選手とスタッフ達、スポンサー各社、そしてこのプロジェクト関係者全員に感謝したい」