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令和の親の38.4%が「ハーフバースデー」祝う、マタニティフォト実施率15.6%

2022年04月09日 07:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
スタジオアリスは、「赤ちゃんのお祝い行事調査」の結果を4月6日に発表した。調査は3月7日~8日、昭和64年までに産んだ子どもを持つ男女と小学生未満(0歳以上から6歳以下)の子どもを育てる男女それぞれ250人の計500人を対象に実施したもの。


まず、赤ちゃんのお祝い行事や関連イベントにおいての認知度について調査したところ、昭和親・令和親ともに9割以上が「誕生日」(昭和親94.0%・令和親91.2%)、「お宮参り」(昭和親92.8%・令和親90.4%)を知っていることが分かった。



また、「百日祝い」(昭和親79.6%・令和親90.0%)や、「初節句」(昭和親87.2%・令和親84.0%)の認知度も高かった。



一方で、「ハーフバースデー」は昭和親16.0%・令和親72.0%、「マタニティフォト」は昭和親18.8%・令和親68.0%と、どちらも令和親の方が認知度が高いことが判明。「アフターマタニティフォト」についても全体的に認知度は低いものの、令和親の1割以上が知っていることが明らかになった。



実際に各イベントを実施したか、または実施する予定かを聞いてみると、認知度と同様に「誕生日」(昭和親84.8%・令和親84.4%)、「お宮参り」(昭和親76.4%・令和親78.4%)の実施率が高い傾向が見られた。令和親からの認知度が高かった「ハーフバースデー」は約4割、「マタニティフォト」は15.6%の令和親が実施する(した)という結果になっている。



各行事の祝い方については、1位は全行事において6割超で「記念写真」となった。2位に多かったのは、「自宅でご馳走を食べる」。また、お宮参りや百日祝い、初節句といった伝統的な衣装がある行事では「衣装を着させる」、誕生日やハーフバースデーでは「部屋をデコレーションする」という回答が上位になっている。


祝い方を昭和親・令和親で比較すると、特に差が見られたのは「初節句」と「誕生日」。初節句では、昭和親の方が「自宅でご馳走を食べる」傾向があり、令和親の方が「部屋をデコレーションする」傾向があることが分かった。


誕生日では、昭和親は「自宅でご馳走を食べる」「記念写真を撮る」の2つに多くの票が集まった一方、令和親では「部屋をデコレーションする」「行事のお飾りを飾る」も2割以上が回答した。



最も実施する人が多かった「記念撮影」において、その方法について聞くと、「写真館・フォトスタジオで撮影」は令和親の方が多く、「自宅で自分かパートナーが撮影」は昭和親に多く見られた。


お祝いに呼ぶ人について聞いてみると、各イベントで上位を占めたのは子どもの祖父母にあたる「母方の親」「父方の親」、そして「招待していない(しない予定)」だった。それぞれの順位を見ると、お宮参り、百日祝い、初節句といった伝統的な行事は祖父母を招く傾向があり、誕生日やハーフバースデーなどでは「招待しない」という親も多い。


次に、「マタニティフォト」や「アフターマタニティフォト」を撮影する(したいと思う)理由について聞いてみると、87.0%が「人生において貴重な瞬間だから」と回答。次いで、「子どもが成長したときに見せたいから」(34.8%)、「妊娠中の経過を記録したいから」(34.8%)が続いた。


撮影した写真をどのようにして使うのか、または使う予定かを尋ねると、「アルバムや冊子にする」が45.7%で最も多く、「スマホや携帯の待ち受け画面に設定する」(26.1%)、「写真立てに入れて飾る」(26.1%)にも票が集まっている。また、「特に使わない」と答えた人も28.3%いた。



マタニティフォトを撮影して良かったと思うかどうかについては、50.0%が「そう思う」、43.2%が「どちらかといえばそう思う」と回答し、合わせて9割以上が良かったと思っていることも分かった。



産後のパートナーへの印象について聞いてみると、55.2%が「変わっていない」と答えた。一方で、10.8%が「良い方に変わった」、14.0%が「どちらかといえば良い方に変わった」、7.4%が「悪い方に変わった」、12.6%が「どちらかといえば悪い方に変わった」と回答。良い方・悪い方それぞれ変化を感じている人もいることもうかがえた。(フォルサ)