トップへ

JP、ダークホースだった後輩芸人の躍進に焦った過去「正直、もう終わったと思った」

2022年04月08日 19:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ニューヨークと松本人志のものまねをするJP(画像は『ニューヨークジャック【公式】 022年4月7日付Twitter「本日の配信は終了しました!」』のスクリーンショット)
松本人志のものまねで知られるJPが、4月6日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のドッキリ企画で先輩芸人のダウソタウソ・松本等しいから「キャラ被り」に難癖をつけられて号泣した。そのオンエア翌日にお笑いコンビ・ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)と対談したところ、ものまねについて熱く語るうちに『水ダウ』で涙した真意を見抜かれる羽目になった。そこまでものまねにこだわってきたJPだが、ダークホース的存在のものまね芸人がブレイクした時は衝撃を受けたという。

【この記事の動画を見る】

7日配信のニューヨークがMCをつとめるTwitterバラエティ番組『ニューヨークジャック』にゲスト出演したJP。地元滋賀県で過ごした子どもの頃からものまね芸人に憧れており、NSC大阪校に27期生として入学した時期がある。当時はまだSNSも浸透しておらず、大阪ではものまねと言えば中川家などが得意とするあるあるネタで、人気芸能人やアイドルのものまねは受け容れられなかった。しかしJPは原口あきまさが「明石家さんま」、コージー冨田が「タモリ」をものまねするのを見て、自分も「JPと言えば…」と言われるようなものまねを目指したという。その対象が「松本人志」だった。

『水ダウ』では松本等しいに「キャラが被っているから松本人志のものまねを封印してもらえないか」と迫られて、「僕はやっぱり松本さんが好きで…」と苦悩しながら「松本さんをやらせてください! お願いします」と頼み込んだ。結局、仕掛け人の松本等しいが折れてキャラ被りを認め、さらにスタッフがドッキリ企画だとバラしたところJPは「マジか…よかったぁ」と崩れ落ちるようにして安堵の涙を流したのである。『ニューヨークジャック』でJPの経歴を知った嶋佐和也が「だから昨日は泣いてはったんや」と蒸し返したので「やめて恥ずい」と照れていた。

NSC大阪校の頃はすでに細かいものを合わせて100以上のネタを持っていながら、講師から「いや、そんな似てへんものまねされてもなぁ。ものまねとかやっても東京にプロがおるから」と相手にされなかったが、生徒からはめちゃめちゃウケて「コンビ組もう」と誘われてモテモテだったという。そのエピソードにニューヨークが「なるほど! 明らかにウケてるのに評価基準がズレてるということや」と合点したところ、JPも「そういうことなんですよ」とうなずいていた。JPは“ザ芸能人”のものまねをするため上京してワタナベコメディスクールに入り、GACKTなどのものまねでテレビ出演を果たして「ブイブイ言わせていた」そうだ。

そんな最先端を走る感があったJPの前に現れたのが、Mr.シャチホコである。JPより年下の後輩にあたるが、和田アキ子のものまねで一躍人気となった。JPは当時のことを「近年で一番凄かった。正直、もう終わったと思った」と振り返り、「すごい勢いでニトロエンジンのようにぶわーって、聞いてないよ~」と心境を描写していた。しかしその後はJPにチャンスが訪れ、1月30日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で松本人志の代役を務めて注目を集めたわけである。ニューヨークから今後について聞かれたところ、ものまねは一生続けるが本来は変身願望があって「仮面ライダーやウルトラマンシリーズに出演したい」と夢を明かしており、研音に所属したのはその縁かもしれないという。



画像は『ニューヨークジャック【公式】 2022年4月7日付Twitter「本日の配信は終了しました!」、2022年4月1日付Twitter「ゲスト情報解禁!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)