荒木飛呂彦が、12月より順次刊行される「アジア人物史」全12巻および索引巻のカバーイラストを描き下ろす。
【大きな画像をもっと見る】集英社の創業95周年記念企画として、広大なアジア全領域の歴史を評伝をつないで一望する「アジア人物史」。170人を超す研究者たちによって、古代から21世紀までの総勢1万人におよぶ歴史的人物にスポットを当てていく。12月1日には7巻「近世の帝国の繁栄とヨーロッパ」と8巻「アジアのかたちの完成」を同時刊行。ラストの索引巻は2024年4月26日に発売される。
■ 姜尚中氏(総監修)コメント
歴史への興味の根底には、人間への関心がある。『史記』を「列伝」が支えるように、歴史書に力を吹き込むのも評伝である。(中略)私たちは、一冊の中に全地域の人物群を万遍なく配し、小宇宙同士を越境的に繫ぎ、第一巻から最終巻まで概ね時代順に配列した。こうした構成から、縦割りの地域史とは違う“アジア通史”とでもいうべき像が、自ずと浮き彫りになるだろう。東洋史研究の厚みを継承する人々の力を結集したこの試みが、異なる文化圏、言語圏の読者にも共有される日が来ることを願ってやまない。
■ 「アジア人物史」全12巻(+索引巻)
□ 7巻「近世の帝国の繁栄とヨーロッパ」
発売日:2022年12月1日(木)
□ 8巻「アジアのかたちの完成」
発売日:2022年12月1日(木)
□ 1巻「神話世界と古代帝国」
発売日:2023年1月26日
□ 2巻「世界宗教圏の誕生と割拠する東アジア」
発売日:2023年2月24日
□ 10巻「民族解放の夢」
発売日:2023年3月24日
□ 11巻「世界戦争の惨禍を越えて」
発売日:2023年4月26日
□ 4巻「文化の爛熟と武人の台頭」
発売日:2023年5月26日
□ 3巻「ユーラシア東西ふたつの帝国」
発売日:2023年6月26日
□ 5巻「モンゴル帝国のユーラシア統一」
発売日:2023年7月26日
□ 6巻「ポスト・モンゴル時代の陸と海」
発売日:2023年8月25日
□ 9巻「激動の国家建設」
発売日:2023年9月26日
□ 12巻「アジアの世紀へ」
発売日:2023年10月26日
□ 索引巻
発売日:2024年4月26日
※タイトル・内容は変更になる可能性あり。また一部地域では発売日が異なる。