正規雇用と非正規雇用では色々と処遇に違いが出てくるものだが、理不尽な差別を感じている人もいる。神奈川の40代男性(ITエンジニア、システム開発・SE・インフラ/年収650万円)の職場では「非正規はミーティングに参加させないというルール」があるという。(文:谷城ヤエ)
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非正規にマウントを取る製品知識の乏しいプロパー達
「社内調整のみのプロパーがマウントを取りたいがために、非正規は常に情報弱者的な立場に置かれる。その上、具体的な製品知識の乏しいプロパー達で意思決定を行うため、できないことをやろうと何度も試行錯誤の末、結局徒労に終わる」
意思決定を行うような会議は会社の機密情報を取り扱うから正社員しか参加できない、ということなのだろうか。とはいえ、必要な情報が現場に伝えられていないとしたら困ったものだし、正社員が製品知識といった現場のことを把握していないのも問題だろう。いい方法はないのだろうか。