2022年04月05日 07:01 リアルサウンド
玉木宏主演映画『極主夫道 ザ・シネマ』の公開日が6月3日に決定し、あわせて本予告と本ポスタービジュアルが公開された。
累計発行部数が550万部を突破するおおのこうすけの同名コミックをドラマ化し、2020年10月期に放送された『極主夫道』(読売テレビ・日本テレビ系)。初の劇場版となる本作でも、ドラマに引き続き玉木が主演を務め、川口春奈、志尊淳らが続投する。数々の伝説を残した最凶の極道“不死身の龍”が足を洗い選んだ道は、なんと専業主夫。極道時代の外見や言動が抜けておらず、強面にグラサン、スーツの上に柴犬のキャラクターがプリントされたエプロンを羽織り、高すぎる主夫力で料理、洗濯、掃除など家事全般に命を賭け、時にはご近所のトラブルに奮闘する。ドラマ版『極主夫道』のほか、『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)、『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系)を手がけてきた瑠東東一郎が監督を務める。
伝説の最凶の極道“不死身の龍”から“史上最強の専業主夫“になった龍が自治会費の集金のためイタリア風味のマフィア・近藤(吉田鋼太郎)の事務所を訪れるが、極道時代の外見が早速誤解を生む。公開された本予告では、アクションも派手に決めるな龍だが、なぜか警察官に追われ困惑する姿が収められている。やがて“元極道の専業主夫”vs “イタリア風味のマフィア”のバトルが勃発。また「龍が大好きじゃ」と宣言する元レディースの虎春(松本まりか)と美久の恋のバトルも発生。そんな美久をポンコツ嫁と言い放ち、ビンタをくらう雅の姿も確認できる。
【動画】『極主夫道 ザ・シネマ』本予告
映像の後半では、Creepy Nutsによる主題歌「2way nice guy」が使用され、ラスボス・近藤が「マンマミーア!」と叫び、地上げ屋に立ち退きを迫られ、かりゅう保育園の白石園長先生(安達祐実)が「つぶれたトマトみてぇになりてぇか」とドスをきかせてキレる姿も。虎春も「ひき肉にしちゃるけーの!」と啖呵を切り、疾走感あふれる曲にのって、濃すぎるキャラたちが大暴れする。
龍の宿命のライバルにしてクレープ屋の虎二郎(滝藤賢一)も体を張り、婦人会の田中(MEGUMI)の“分身”や、極道事務所「天雀会」会長の江口菊次郎(竹中直人)とその妻・雲雀(稲森いずみ)ら多くのキャラが何やらろくでもないことに巻き込まれる様子が続々と映し出される。最後に美久が極道時代の言動丸出しの龍にヘッドロックをかける姿が披露され、本予告は締められる。
あわせて公開された本ポスターは、「夏だ! 祭りだ! カチコミだー!」「笑いの頂上決戦、開幕!」というコピーとともに、登場キャラクター全員集合のお祭り感満載の仕上がりになっている。
(リアルサウンド編集部)