採用面接の対応によって、その会社の実態や社風が見えことがある。キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施。京都府に住む40代後半の男性(公務員/正社員・職員/年収350万円)が、転職活動中にある会社に振り回されたエピソードを明かしてくれた。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ
「真ん中に座る社長らしき人物、途中から何か突然不機嫌な雰囲気に」
男性は、在職中に一次試験に合格し「二週間後に二次(面接)」と聞いていた。そこまではよかったが、「まだこちらの退職を言ってもいないうちから」いきなり「明日二次をやる」と催促を受けたという。
「仕方なく休みを無理やり取って二次試験」に臨んだが、「実技筆記合格らしく、もう最終面接に」と畳みかけるように採用試験が進んでいった。戸惑いながらも面接を受けた男性だったが……
「さすがに急ぎすぎだろと思いきや、質問してくるのは左右の役員のみ」
「真ん中に座る社長らしき人物、途中から何か突然不機嫌な雰囲気に」
「やり取りは特に問題なかったと思うが、話の途中で突然、怒鳴られた」
と、わけのわからない展開になってしまった。結局、「全く怒鳴られそうな展開でもなく、ハキハキ答えていたくらいだが、何が癪に触ったか知らないが、そのまま面接終了」したという。とつぜん急かされたあげく、不本意な時間を過ごした男性は
「左右の役員の、またか、という表情は見逃さなかった。10日後に不採用通知が来る。わかり切ってはいたが、さんざせっつかせて無理やり日取りも相手都合で合わせてこれ」
と苛立ちを隠しきれない。呆れた様子で「わけがわからないワンマン経営まる出しでした」と綴っていた。結果的に入社を回避できて良かったのではないだろうか。