2022年04月04日 16:41 弁護士ドットコム
「八王子で一時非常停止ボタン扱い発生 3番線で撮影者が線路転落のため」。4月2日に「撮り鉄」が線路に転落したというツイートが話題となっている。
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この日は八王子~いわき間で「春の臨時列車」として臨時特急「いわき」が運行しており、10時4分八王子駅発を前にホームに多数の人が集まっていた。
JR東日本によると、男性はカメラを手に列車の写真を撮っており、身を乗り出して写真を撮っていたところ、誤って落ちてしまったという。
JR東日本によると、4月2日午前9時55分ごろ、八王子駅ホームが「いわき」の撮影者などで混雑する中、カメラを手に列車の写真を撮っていた男性が線路内に落ちた。すぐに駅員が発見し、列車停止の指示を出したのち、男性をホームから引き上げた。これにより、在来線に数分に遅れが出たという。
男性にけがなどはなかったが、その後、男性はすぐにホームから立ち去ったそうだ。
線路内への立ち入りは、鉄道営業法違反により科料(1000円以上~9999円以下)に処せられる場合がある。
JR東日本八王子支社は「警察とも連携をとりながら、引き続き警戒警備の強化に努めていきます」とコメントした。被害届を出すかについては、回答を控えた。
追記:JR東日本八王子支社の担当者は、4日朝の弁護士ドットコムニュースの取材に「本人が自分で降りたと証言している」と回答しましたが、17時50分に「最終的には落ちた方と話ができておらず、様子を見た限りだと、身を乗り出して写真を撮っていたところ、誤って落ちてしまったとのことだった。伝え方に誤りがあり申し訳ございません」と訂正の申し出があったため、内容を変更しました。(4月4日18時)