労働条件を明らかにするため重要な労働(雇用)契約書。しかし入ったとたん条件を勝手に変えようとする会社もある。キャリコネニュースに、「仕事辞めたい」と悩んだことがある20代の読者から、こんな体験談が寄せられた。(文:コティマム)
※キャリコネニュースではアンケート「会社をやめようと思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9
「催促してやっと保険証を受け取ったのが6月」
20代前半で技術職(素材・食品・メディカル系)として働く女性は、「正社員、完全週休二日制、祝日は休み、年間休日120日前後」と「入社誓約書」に書かれた条件で入社した。しかし……。
「入社して催促してやっと保険証を受け取ったのが6月。『半年の契約社員でボーナスなし、時間外労働20時間を含む給料』と明記した労働契約書にサインをして提出するよう求められ、未提出にした」
当初の入社契約書と全く違う劣悪な条件の労働契約書にサインさせられそうになった女性。提出はしなかったものの、「案の定、労働管理がされず、休み返上で働かなければ回らず、休日出勤。残業もしてもどこ吹く風」状態だという。