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【4月3日は葉酸の日】妊活・妊娠中に必要な栄養を摂る大切さをピジョンが解説

2022年04月03日 10:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ピジョンは2月14日、妊活期から妊娠期に大切な栄養素である葉酸400µgが摂取できる「葉酸カルシウムプラス」を始めとしたサプリメントシリーズをリニューアル発売した。4月3日に「葉酸の日」に合わせ、妊活期・妊娠中に適切な栄養をとることの大切さについても情報を公開した。


ビタミンB群の一種である葉酸は、妊活期、妊娠・授乳中を通して必要な栄養素。妊活期から妊娠初期には食品から1日240µg(マイクログラム)を摂取するだけでなく、サプリメントから1日400µgの葉酸を摂取することが厚生労働省によって推奨されている。



同社の酸サプリメントシリーズは、厚生労働省より発表された「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に合わせ、栄養素の配合量を変更。あわせて、骨の形成を助けるビタミンDも増量している。「葉酸カルシウムプラス[栄養機能食品(鉄)]」(1,598円~3,002円)は、葉酸400µgに加え、鉄、カルシウム、亜鉛、ビタミンDなど合計12種のビタミン・ミネラルを配合した。



「「葉酸プラス」[栄養機能食品(鉄)]」(1,058円~1,922円)は、1日1粒(目安)で、妊活期・妊娠中に大切な葉酸400µgを摂取できる。不足しがちな鉄や9種のビタミン、ミネラルも配合した。


錠剤を飲み込むのが苦手な人に向けた「葉酸タブレットシリーズ」(1,598円)は、葉酸400µgのほか、鉄、カルシウム、ビタミンDなど合計6種のビタミン・ミネラルを配合している。1袋に3つの味(青りんご・グレープフルーツ・ヨーグルト/ストロベリー・ブルーベリー・ヨーグルト)入り。

福島県立医大特任教授の福岡秀興先生によると、近年、BMI18.5未満の「やせ」に該当する若い女性が非常に多いという。20代では全体の20~25%前後が「やせ」に相当するとのこと。「やせている女性が美しい」との思い込みによるやせ願望が根強く、ダイエットをする女性が多いこと、そしてストレスなどをはじめとする心身の不調により「太りたくても太れない」と訴える女性も増えているという。


また、小さく生まれる赤ちゃんも多く、2500g未満で生まれる「低出生体重児」の割合は、2005年から現在まで出生児全体の約1割を占めている。その要因として考えられるのが、やせている女性が多いこと。赤ちゃんは母体から栄養を受け取るため、母体がやせて十分な食事をとらないと、受け取れる栄養も少なくなってしまうとのこと。



やせた女性が妊娠した場合や、妊娠中に必要十分な栄養をとらなかったりすると、赤ちゃんも小さく生まれがちであるという。小さく生まれた赤ちゃんは、健康を害するリスクがある体質を持って生まれる可能性があり、将来的に望ましくない環境で生活すると、高血圧などの生活習慣病が起こりやすくなることもわかっている。(「DOHaD(ドーハッド):Developmental Origins of Health and Disease」説)。


福岡先生は、「十分な栄養をとることは将来の妊娠や出産だけではなく、今の自分の生活にとっても非常に大事なことです。適切な栄養摂取と健康維持を心掛け、自分の能力を最大限に発揮できるようにしましょう」とアドバイスしている。(フォルサ)