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婚活現場でよくいるダメダメ男女図鑑 第1回 全て高得点な女性を求める「アラフォーレーダーチャート男性」

2022年04月02日 10:01  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
婚活がうまくいかない男女には特徴があります。



私・伊藤早紀は、オンライン婚活サービス「ヒトオシ」やマッチングアプリメディアを運営する中で、婚活が難航する男女1,000名以上の“生の声”を聞いてきました。



その結果、婚活に苦戦する男女にはそれぞれ特徴があることがわかったのです。そこで今回より、「婚活ダメ男女図鑑」と題し、彼らの特徴、そして婚活に向けてのアドバイスを連載をしていきます。



最初の一人はこちら!


“見た目・愛嬌・知性・家事能力・性格など全て高得点な女性”を求む「アラフォーレーダーチャート男性」


●特徴



「アラフォーレーダーチャート男性」の特徴から解説します。アラサー時代はある程度モテてきたし、彼女もいたけど、仕事が忙しいし、まだまだ自分の時間も大事だし、マッチングアプリとか結婚相談所とか、そんなものに入らなくても、出会いなんて自然にやってくるものでしょ? と思っていたけど40歳目前にして仕事が落ち着き、独身仲間もいないしコロナでずっと一人はさみしい。



・・・…ということで重い腰をあげたアラフォー男子。

●求める女性像(以下条件を全て満たす女性)

ゆるくアプリをはじめてみるものの、何人会ってもなんだかピンとこない。

結婚するからにいは、歴代元カノの平均値以上の外見レベルは必須。

デートで良い店につれていったらかわいい笑顔で「こんなの初めて!」と喜んで欲しい。

財布を出さない女性は流石に嫌。

大人の恋愛なのだから自分の仕事の理解は欲しいし、なんならディスカッションもしたいから教養レベルは同じくらい持っていて欲しい。

結婚したら家族のためにますます仕事を頑張りたいから、料理ぐらいはきちんと作れるのは最低条件。

いつも明るく前向きでいてくれる

もちろん子供を考えると年齢は32歳まで。


とにかく条件盛りだくさんを要求してくる高望み男子の婚活の結果とは……?

●結果



そんなアラフォー高望み男子は、女性側からの希望が最も多い35歳をとうにすぎており、婚活市場のニーズがなくなってしまってるというのに、全ての要素を高い水準でバランスよく満たしている、まるでコンフレークの裏面にのっているようなレーダーチャートを求めるので、このように山ほど注文をつけてとうとう「100人会ってもいい人がいませんでした」という状態に。


また、アラサー時代の職場や飲み会での「自然な出会い」経験が尾を引いているため、フィーリング至上主義であり、自分から必死で相手を探したり、会った相手と結婚の価値観をすり合わせたり、理想のお相手ってどんな人だろう? と考えることを疎かにして、「うーんなんかピンとこない」を繰り返します。同世代の中では清潔感もあり年収や学歴もあるため、マッチングアプリでは無限に会えるので自分でもいけそうな女性と会うことでニーズを再確認してまた高みを目指す……。を繰り返してしまいがちです。

●婚活アドバイス



そんなアラフォーレーダーチャート男子に必要なのは、「理想の言語化」です。いつまでも「フィーリングだから」とふわふわ地に足をつけずにマッチングアプリという名のお花畑で遊んでいては結婚できません。



地頭の良いアラフォーレーダーチャート男子は、恥ずかしがらずに理想のお相手の条件を深掘ってください。そして、その相手のニーズと、自分が与えることができるものは合致するのか? を仕事と同じくらい真剣に考えてください。今ならまだ、理想とする女性を選んで結婚することができます。でも45歳を超えると、今度は選んでもらうのも困難な状況になってしまいます。そうなる前に、理想の女性像と、自分が何を与えられるか、を今すぐ言語化しましょう!



伊藤早紀 いとうさき 「恋愛婚活ラボ」所長、オンラインのお見合いサービス「ヒトオシ」CXO。マッチングアプリの総合メディアを運営や、結婚相談所の仲人の経験、さらには未婚男女へのヒアリングを定期的に行い、マーケティング機関「恋愛婚活ラボ」の所長として、恋愛・婚活への調査を行い、その知見を発信し続けている。2021年1月にCXOとしてオンライン婚活サービス「ヒトオシ」を立ち上げ、開始3日で会員150人突破。自身も20個以上のマッチングアプリを使いこみ、出会った男性は100人以上。2018年の夏に恋愛テクニック本「出会い2.0 スマホ時代の「新」恋愛戦術」を出版し、「マッチングアプリ」の最新情報を発信している。 MBS「初耳学」や、TBS「NEWSな2人」、NHK「所さん!大変ですよ」など多数のテレビ番組や宝島社「smart」、講談社「VOCE」、集英社「MORE」などの雑誌にマッチングアプリ専門家として出演。 ■伊藤早紀Twitter @matchappsaki ■紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」 ■YouTubeチャンネル「マッチングアプリ専門家さき」 ■マッチングアプリ総合メディア「マッチアップ」 この著者の記事一覧はこちら(伊藤早紀)