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“最低映画の祭典”ラジー賞がブルース・ウィリス賞撤回

2022年04月02日 03:35  ナリナリドットコム

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ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)が、ブルース・ウィリスが先日失語症を理由に引退を発表したことを受けて、今年特設していたブルース・ウィリス賞を撤回した。

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映画界のワースト作品にスポットを当てる毎年恒例の授賞式で、今年は2021年のブルース出演映画に関する部門に8作品がノミネートされていたが、本人がコミュニケーション能力に影響を与える同病に診断されたことを発表したことから、同賞が取り消しとなったかたちだ。

同賞の共同設立者ジョン・ウィルソンとモー・マーフィは「熟考の末、ラジー賞はブルース・ウィリスに授与したラジー賞を、最近公表された診断により取り消す決断を下しました。意思決定や演技において、病状がその1要素であった場合、ラジー賞を授与するのは不適切だと認識しています」と声明の中で話している。

ラジー賞側は、ブルースの診断発表当初「ラジー賞は、ブルース・ウィリスが受けた診断に関し真に気の毒に思っています。もしかしたら彼は2021年を盛大に終わりたかったのかもしれません。ブルースとその家族に最高を祈ります」と、少し茶化した内容のメッセージをツイッターに投稿していたが、その後同部門自体の取り消しを決めたようだ。

3月30日、ブルースの妻エマ・ヘミング、元妻デミ・ムーア、そして5人の子供達は、声明を通してブルースの引退を発表していた。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20220471165.html