魚田コットン「母の再婚相手を殺したかった 性的虐待を受けた10年間の記録」が、本日3月31日に竹書房から発売された。
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同作は、母の再婚相手に幼少期から性的虐待を受けながら育った著者のエッセイ作品。一緒に遊んでくれたり、母親の代わりに添い寝をしてくれたりと、主人公のコットンは男のやさしい行動に初めは心を開いていた。しかしお風呂での異様な出来事を機に、コットンは男に気持ち悪さを抱いていく。理不尽な暴力に売春の勧誘と、コットンが成長するにつれてエスカレートしていくセクハラ。出口のない日々に疲弊していく主人公の心境と、その地獄のような環境から抜け出すまでの様子が描かれている。