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「技術職なのに営業職にされ、月100万円以上の売上を強要された」ブラック企業エピソード

2022年03月31日 06:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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ブラック企業の経験談が、途切れことなくキャリコネニュースに届いている。それだけ労働問題で苦しむ人が多いということだ。大阪府の40代男性(技能工・設備・交通・運輸/年収500万円)からは、

「サービスエンジニアなのに営業職にされ、営業手当1万円だけで月200時間以上の時間外(労働)と月100万以上の売上を強要されたこと」

と呆れたブラック企業エピソードが寄せられた。同じように客先に出向くといっても、製品の保守メンテナンスを行うサービスエンジニアを無理やり営業に仕立てるとは驚きだ。(文:okei)

※キャリコネニュースではブラック企業体験談を募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HQI6E1OV

「自費で1か月間スイスへ研修に行ったが…」踏み倒された研修費

しかし男性は「僕なんかはまだマシな方で」と前置きし、同僚のケースを打ち明けた。

「厨房機器がスイス製で『後から返金する』とのことでとりあえず自費で1か月間スイスへ研修に行ったが、帰ってきて返金を請求すると踏み倒されたとのこと」

この同僚は「100万近く損害が出た」と男性は綴っている。

男性が体験したブラック企業はこれだけではない。ある空調工事の会社に入社したときのこと。

「先輩と一緒に現場周りをしていたが、二週間くらい経った頃、ついていってた先輩が突然会社を辞めると言い出した。『教えるもんがいなくなるからお前も辞めろ』と言われた」

と男性は残念な過去を振り返っていた。