都内に住む30代前半の女性(個人事業主)は、世帯年収400万円だ。女性はキャリコネニュースの世帯年収に関するアンケートに
「子どもの誕生日には少し贅沢しますが、日常は節約して地道に貯金しています。食費や雑費などは毎月5万円ずつに収まるようにしていますが超えてしまう月もあり、きっちり管理できていない点が不安です」
と悩みを語る。しかし「貯金1700万円。終身型と低解約返戻金型の外貨積立(保険)を2つ、主人が独身の頃からやっていたドル建(保険)が1つ」とも書いており、きちんと貯蓄できているにもかかわらず不安が拭えない様子だ。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/CPG04M4S
「投資や株を始めたいが、何から手をつけたらいいのかわからない」
女性の投稿からは、どことなく焦りのようなものが読み取れる。
「カードを夫婦それぞれで利用するので、毎月どれくらいお金を使っているのかきちんと把握できていません」
「男児が2人いるので、これから食費がかさむこと、習い事のお月謝など、出費が増えたときが心配です。また現金として(資産を)保有しておりますが、利子も期待できない現状。投資や株など資産を増やしていく行動を起こしたいと思っていますが、何から手をつけたらいいのかわからず、ただただ貯金が増えていく一方です」
また、
「保険もいくつか入っていたのですが、いろいろな情報やアドバイスを聞き、やめることにしました。こちらの情報は確実かわからないけど納得してやめました」
と女性は綴っており、情報に振り回されているような印象も受ける。やみくもに”完璧な家計管理”を目指すのではなく、一度立ち止まって現状把握やゴール設定から始めるべきかもしれない。