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東急線全路線で再生可能エネルギー由来の電力100%による運行を実施

2022年03月30日 16:41  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
東急と東急電鉄は、東急線全路線での運行にかかる電力を4月1日から再生可能エネルギー由来の実質CO2排出ゼロの電力に置き換えると発表した。鉄軌道全路線で、再生可能エネルギー由来の電力100%による運行は国内初とのこと。


軌道線の世田谷線では、2019年3月から再生可能エネルギー100%電力で運行を開始しており、今回は東横線をはじめとした鉄道7路線で使用する電力に対象を拡大する。合計の営業キロ104.9kmに及ぶ全8路線の年間使用電力量は約3億5,000万kWh(2022年度計画)とされている。



鉄道7路線は東京電力エナジーパートナー、世田谷線は引き続き東急パワーサプライの再エネ電力メニューにより、CO2排出量を実質的にゼロにする。これにより、一般家庭約5万6,000世帯のCO2排出量に相当する年間約16万5,000トンのCO2を削減できる見込みだという。(佐々木康弘)