内外装を黒でまとめた、限定20台の特別仕様車『レンジローバー・スポーツ HSEダイナミック・ブラック+』登場

旗艦『RANGE ROVER（レンジローバー）』が新世代に移行したことを受け、血筋を分けた直系の弟分である『RANGE ROVER SPORT（レンジローバー・スポーツ）』も熟成の域に達しているが、そんな円熟の同車に内外装を黒でまとめ精悍さを強調し、人気のオプションを装備した特別仕様車『RANGE ROVER SPORT HSE DYNAMIC BLACK+（HSEダイナミック・ブラック+）』が登場。限定20台で3月29日より受注開始となっている。

　この現行2代目からオールアルミボディを採用し、悪路走破性のみならずオンロードでの卓越した運動性能も手に入れたレンジローバー・スポーツは、イヤーモデルの改変など数々のランニングチェンジを経て、ガソリン、ディーゼルを問わず、直列4気筒から同6気筒、V型8気筒スーパーチャージャーにプラグインハイブリッドなど、多彩なパワートレインを搭載してきた。

　その豊富なラインアップのうち、今回の特別仕様車ではマイルドハイブリッドテクノロジーを採用した先進の3.0リッター直列6気筒INGENIUM（インジニウム）ディーゼル・エンジン（300PS／650Nm）を搭載する“HSEダイナミック・ブラック”をベースに、サントリーニブラック（メタリック）のエクステリアカラーに、22インチ“スタイル9012”9スプリットスポークアロイホイール（グロスブラックフィニッシュ）を組み合わせた精悍な印象に仕立てられた。

　一方、メタル製でイルミネーション機能と“RANGE ROVER”スクリプト付きのトレッドプレートをまたいだインテリアでは、ヘッドライニングからシートやカーペットまで黒を基調とし、ウィンザーレザーのフロントシートはメモリ機能、ウィングドヘッドレスト、マッサージ機能付となる電動22ウェイにヒーター＆クーラーも内臓。後席2列目シートにもヒーター機能が採用されている。

　さらにパワージェスチャーテールゲートや、ドライブレコーダー、ドライブパックやパークパックといったドライバー支援システムに加え、空気イオン化テクノロジー（PM2.5フィルター付）、フロントセンターコンソールクーラーボックスなどの人気オプションを多数装備し、快適性がより高められている。

　前述のとおり、カラーはサントリーニブラックとエボニーの組み合わせのみとなり、限定20台。価格は1372万円（消費税込み）となっている。

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