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ウィル・スミス、過去にも妻をジョークにしたクリス・ロックに激怒か

2022年03月30日 13:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

クリスの過去の発言をウィルは根に持っていた?
第94回アカデミー賞授賞式のステージで、ウィル・スミス(53)の妻ジェイダ・ピンケット=スミス(50)の容姿をジョークにしたクリス・ロック(57)が、過去の授賞式でもジェイダをトークのネタにしていたことが判明した。2人は1990年代にウィルが主演するシットコムで共演して以来の付き合いだ。

現地時間27日に開催したアカデミー賞授賞式のプレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロックは、客席にいたウィル・スミスの妻で女優のジェイダ・ピンケット=スミスに対し「愛してるよ。『G.I.ジェーン』第2弾で、君を見るのが待ち遠しいよ」とジョークを放った。

ジェイダは脱毛症を患うことからショートヘアにしているが、その姿が女優デミ・ムーアが髪を短く刈って主演した映画『G.I.ジェーン』(1997年)の役柄みたいだと冗談を飛ばしたのである。

米メディア『People』の情報筋によると、クリスは過去にもジェイダをトークのネタにしており、ウィルは今もこのことに激怒しているという。

クリスは2016年の第88回アカデミー賞授賞式でもプレゼンターを務めた際、オープニングのモノローグでジェイダに関するジョークを口にしていた。

当時ジェイダは自身のSNSで、同授賞式における多様性の欠如を理由に式典をボイコットする動画を投稿したが、クリスはこのことに言及し「ジェイダは来ないと言っていた。彼女はテレビに出ているじゃないか? オスカーをボイコットするだって? 彼女がそうするのは、まるで僕がリアーナのパンティをボイコットするようなもんだ。僕は招待さえされていないんだよ!」と言った。

そして、「ウィルがこんなに優秀なのに、ノミネートされなかったのは不公平だ。彼女は正しい。だがウィルが映画『ワイルド・ワイルド・ウエスト』で2千万ドル(約25億円)も支払われたのは、もっと不公平だ!」と語った。

数日後、ジェイダはこの件について記者に聞かれると「私達にはテリトリーというものがあり、それを動かし続けなければならない。世界で起こっている多くのことを処理しなければならないのよ」と答えていた。

2018年にはウィルが自身のInstagramで、息子トレイ(29)の母親である前妻シェリー・ザンピノに向けて「誕生日おめでとう、最高のママ。愛してるよ」と綴っていた。

するとクリスが「ワオ。君の奥さんはとても理解があるんだね」と現在の妻ジェイダへの皮肉とみられるコメントを残した。その後、シェリーは「ヘイトは止めて」と返信している。

クリスは、ウィルが主演した1990年代の人気シットコム『ベルエアのフレッシュ・プリンス』にゲスト出演し、1999年にはスパイク・ジョーンズの映画『Torrance Rises』で共演した。

2005年の『ニコロデオン キッズ・チョイス・アワード』授賞式では、ウィルがプレゼンターのクリスからトロフィーを受け取った。同年にはクリスとジェイダがアニメーション映画『マダガスカル』の声優として共演し、同作の2008年と2012年の続編にも揃って出演している。

画像2枚目は『Vanity Fair 2022年3月27日付Instagram「At Sunday night’s #Oscars ceremony, Best Actor nominee #WillSmith shocked the room by approaching the stage and slapping presenter #ChrisRock in the face after the comedian made a joke about Smith’s wife」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)