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小さな子どもの「○○じゃなきゃいやだ!」を柔軟な発想で突破

2022年03月30日 09:01  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

小さな子どもの「○○じゃなきゃいやだ!」を柔軟な発想で突破

 小さな子どもは、時に強いこだわりを見せるもの。前触れもなく突然「○○じゃなきゃいやだ!」と、駄々をこねられた経験のあるママパパは多いのではないでしょうか。


 ツイッターユーザーぼんばへさん(@bonbaaaahed)宅の2歳になる娘さんは、食事中「どうしてもアンパンマンのふりかけがいい!」と癇癪を起こしていたそうですが、自宅には普通のふりかけしかありません。こんな状況を、ある方法で見事に乗り切ってみせた、というツイートが大きな話題になっています。


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 その方法とは、普通のふりかけにアンパンマンのシールを貼る、という力技。しかしながら、ツイートに添えられた写真を見てみると、その出来栄えは紛れもない「アンパンマンのふりかけ」。「なければ作る」という柔軟な発想に、ついた「いいね」の数は7万件超。多くの方が驚きの声を寄せています。


 普段からアンパンマンが大好きという娘さん。以前より時折「アンパンマンの○○がいい!」と言うことがあるそうですが、アンパンマンのふりかけは過去一度も使ったことがなく、要求されたのも今回が初めてのことだったそう。


 どうやら4歳離れたお姉ちゃんが「プリンセスのふりかけ」を使っているのを見て、自分も欲しくなったのでは、とぼんばへさん。


 子育てにおいて本当に良くある事ですが、「ないものはしょうがない」と何とかなだめて、納得してもらうのが普通のパターン。ぼんばへさんも同じように説明しましたが、なかなか癇癪が収まらない様子の娘さん。


 どうにかならないものかと考えていると、ふとストックしていたアンパンマンカレーが目に入り、おまけとしてついてくるシールを貼ってみてはどうか、とひらめいたのだそう。


 早速ふりかけにシールを貼って娘さんに見せると、目をキラキラさせて大喜び。納得の様子でふりかけを使い、なんとおかわりまでしていたとのこと。あまりの効果てき面ぶりに、ぼんばへさんもびっくりしたそうです。


 もちろん、アンパンマンに限らず、自宅にキャラクターのシールさえあれば手軽に再現可能であることも、このアイデアの良いところ。ふりかけ以外にも応用できそうですね。


 もしも、お子さんが突然「○○がいい!」と言い出したら、今回のシールを貼り付けるアイデアを試してみてはいかがでしょうか。



<記事化協力>
ぼんばへ@フルタイムワーママさん(@bonbaaaahed)


(山口弘剛)