春場ねぎ原作による映画「五等分の花嫁」の公開直前スペシャルステージが、3月27日に東京・東京ビッグサイトで行われた「AnimeJapan 2022」内で実施された。
【大きな画像をもっと見る】ステージには上杉風太郎役の松岡禎丞、中野二乃役の竹達彩奈、中野四葉役の佐倉綾音、そしてMCとして和氣あず未が登場。3年ぶりに有観客で開催された「AnimeJapan」の賑わう客席に、3人はそれぞれ感慨深げに挨拶をする。イベントでは、出されたお題に対し3人がそれぞれ回答するゲームコーナー「二/五等分の答え合わせ」を実施。竹達と佐倉は、松岡の回答と一致したほうにポイントが入り、2人とも一致しなかった場合は松岡にポイントが入るシステムだ。一番ポイントが多かった人には賞品としてビックカメラの商品券1万円分が進呈されると聞き、3人は俄然やる気に。
ゲームのシステムに対し、佐倉は「松岡さんは私たちと違う答えを出したほうがいいってことですよね?」と、竹達は「(松岡が)有利だよね?」と苦言を呈する。すると松岡は「でも映画のPRでもあるから」と場を和ませようとすると、「どれだけ空気を読むか?」「どれだけ作品のことを考えてるか?」とさらに突っ込まれ、松岡は「それずるくないですか?」とタジタジだ。
そんな中、1問目がスタート。「5月20日といえば何の日でしょうか?」という問題に、佐倉は「これはプロモーション的にちゃんと書いたほうが……」と牽制を入れつつ、「松岡さん、映画の公開日知ってます?」と質問し、観客の笑いを誘う。松岡は「そりゃ知ってますよ! じゃなきゃこんな問題出さないですから」と回答。しかし答え合わせで、松岡が書いた回答は「後悔日」。竹達と佐倉から大ブーイングをくらいながらも、まあ「反省みたいなもんですよ」と澄ました顔で答え、1ポイントをゲットした。
続く2問目は「好きな人に作ってもらいたい料理は?」。和氣が「これは松岡さんが作ってもらいたい料理を答えるってことですね」と説明すると、佐倉は「知らねーよ(笑)」とバッサリ。すると松岡も「知りたくもないでしょ(笑)」と切り返し、観客の笑いを誘う。そんな松岡に対し、竹達は「カレー?」「ハヤシライスですか?」と質問攻め。松岡は「ちょっとそれは……。ありなんですか?」と戸惑いながらも、「辛くないですか?」という質問に「辛くないです」正直に答える。正解はもちろん「ハヤシライス」で、竹達と佐倉に1ポイントずつ入った。
そして最後の問題「二人で行きたいデートスポットは?」に対し、佐倉は「デートしてるところが思いうかばない」とつぶやき、再び松岡に「知りたくもないだろ?」とツッコミを入れられる。一方の竹達は「アクティブ? 外?」と積極的に質問をし回答を探る。また佐倉からの「自然ありますか?」という質問に、松岡が「あるといえばあるけど、ないところはない。年中通してあの場所は変わらない」と答え、竹達も佐倉も少々悩んでいる様子だった。答え合わせでは全員が「水族館」と答えて正解。竹達と佐倉が同ポイントとなるところだったが、佐倉から「彩奈さん、水族館の館の字を見せて。点がひとつ足りない!」と鋭い指摘を受けてしまう。結局、観客に決めてもらうことになり、見事に佐倉が優勝した。
この日のイベントでは、初公開となる新たな予告映像もお目見え。映画の見どころについて松岡は「どこまで言っていいのか……。今回はある種、最終決戦なので。風太郎がどういった結末を迎えるのかというところが見どころ」とコメント。さらに「原作の最後まで描くということで皆さんが見たいシーンまで丁寧に描かれています。本当に絵がかわいくて……。楽しんでいただけるものになっていると思います」と自信を覗かせた。
■ 映画「五等分の花嫁」
2022年5月20日(金)公開
□ スタッフ
原作:春場ねぎ「五等分の花嫁」(講談社「週刊少年マガジン」)
監督:神保昌登
脚本:大知慶一郎
キャラクターデザイン:勝又聖人
美術監督:扇山秋仁
色彩設計:松山愛子
撮影監督:千葉大輔
編集:武宮むつみ
音響監督:高桑一
音楽:中村巴奈重、櫻井美希
音楽制作:日音
音響制作:ダックスプロダクション
アニメーション制作:バイブリーアニメーションスタジオ
配給:ポニーキャニオン
□ キャスト
上杉風太郎:松岡禎丞
中野一花:花澤香菜
中野二乃:竹達彩奈
中野三玖:伊藤美来
中野四葉:佐倉綾音
中野五月:水瀬いのり
※高桑一の高ははしご高が正式表記。
(c)春場ねぎ・講談社/映画「五等分の花嫁」製作委員会