子どもの入園・入学で不安に思うこと、1位は? - 2位朝決まった時間に支度できるか
2022年03月27日 08:51 マイナビニュース
今年の4月に入園・入学を迎える子どもがいる保護者に、不安に思う事について尋ねたところ、最も多い回答は「子どもがグズらず毎日、登園・通学してくれるか」(53%)だった。「子どもが朝決まった時間に支度して登園・通学できるか」(51%)、「どんな先生が担任になるか」「集団生活に馴染めるか」(各48%)が続いている。
入園時と入学時との不安に思うことを比較してみると、入園時の方が不安の割合が高かったのが、「子どもがグズらず毎日、登園・通学してくれるか」「子どもが保護者と長時間離れて園や学校で過ごせるか」だった。一方、「どんな先生が担任になるか」「子どもが朝決まった時間に支度して登園・通学できるか」「子どもに新しく仲のいい友達ができるか」「子どもが園や学校の活動(勉強含む)についていけるか」は、小学校への入学時の方が不安に思う割合が高くなっている。
すでに子どもが登園・通学している家庭に、実際にトラブルや困ったことなどがあったか聞くと、32%が「あった」、68%が「なかった」と回答した。3分の2の家庭では保護者の心配をよそに、実際には入園・入学後に大きなトラブルなく無事に乗り切っているということがわかった。
すでに登園・登校している家庭に、今まで入園・入学後にどのようなトラブルがあったのか、自由回答で答えてもらったところ、「園に着くと嫌がって親から離れられない」「ママと離れるのがイヤで、バスが来ると大泣きでした」など、登園・登校しぶりに関するコメントが多く集まった。「子どもが保育園に馴染めず全力で拒否」「幼稚園行事で参加したくない時の体調不良などがあった」など、長期間にわたる登園・登校拒否に悩んだというコメントもあった。
また「支度が出来なくて登園、登校が出来なかった」「制服をなかなか自分で着られず、家を出る時間が遅くなる」「朝ごはんをなかなか食べ終わらず」など、朝の準備に時間がかかったことに苦労したコメントも多い。そのほか、生活リズムがつかめないことや、友達とのケンカ、一人で登校ができない、体調を崩しがちなど、さまざまな困りごとに関するエピソードも寄せられた。（フォルサ）
