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岩佐歩夢が7番手でレース1のセカンドロウ獲得。佐藤万璃音は14番手【順位結果/FIA F2第2戦ジェッダ予選】

2022年03月26日 01:40  AUTOSPORT web

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2022 FIA F2第2戦ジェッダ 岩佐歩夢(ダムス)
3月25日、2022年FIA F2の第2戦ジェッダの公式予選がジェッダ・ストリート・サーキットで開催され、3度のセッション中断を挟む荒れた展開となるなか、フェリペ・ドルゴヴィッチ(MPモータースポーツ)が最速タイムを記録した。日本勢の岩佐歩夢(ダムス)は7番手。佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)は14番手で予選を終えている。

 コースから望める水平線に陽が沈みゆくトワイライトのなか、気温22度、路面温度26度、湿度53%というコンディションで30分間の予選はスタートを迎えた。

 セッション開始11分が経過したことろで、ザウバー育成のテオ・プルシェール(ARTグランプリ)のマシンから炎が上がり、プルシェールはコース脇にマシンを止めた。これにより赤旗が掲示され、予選セッションは一時中断となった。

 約10分間の中断を挟み、残り18分33秒で予選セッションが再開されるも、今度はウイリアムズ育成のローガン・サージェント(カーリン)がターン17でクラッシュ。残り12分19秒のところで2度目の赤旗が掲示される。

 セッションがふたたび再開を迎えると、真っ先にコースインした岩佐がクリアラップを確保し、1分41秒194を記録。この時点で暫定4番手につけたが、それからまもなく、フレデリック・ベスティ(ARTグランプリ)がウォールにタッチしたことで、メディカル・アラート・システムが作動。ベスティはマシンを止めることなく走行を続けたが、予防措置として残り4分57秒のところで3度目の赤旗が掲示された。

 セーフティカーがコースを1周したのちにセッション再開を迎えると、フェリペ・ドルゴヴィッチが最速タイムとなる1分40秒422を記録し、決勝レース2のポールポジションを獲得した。

 決勝レース1のスターティンググリッドは予選トップ10がリバースグリッドで決定され、予選で10番手タイムを記録したジェイク・ヒューズ(ファン・アメルスフォールト・レーシング)がポールを獲得。最終的に7番手となった岩佐はレース1を4番グリッドからスタートすることとなった。一方、佐藤は赤旗のタイミングに翻弄され、14番手で予選を終えている。

 なお、フリー走行でクラッシュを喫したジェム・ボリュクバシ(チャロウズ・レーシング・システム)は予選出走が叶わず、最後尾22番手から決勝レースに挑むこととなった。2022年FIA F2の第2戦ジェッダのレース1は日本時間26日の21時30分から行われる。

■FIA F2第2戦ジェッダ予選 暫定結果
Pos.No.DriverTeamTime111F.ドルゴヴィッチMPモータースポーツ1'40.422220R.フェルシュフォートライデント1'40.64833J.ドゥーハンビルトゥジ・レーシング1'41.02447M.アームストロングハイテックGP1'41.050515R.ボシュングカンポス・レーシング1'41.05765L.ローソンカーリン1'41.142717岩佐歩夢ダムス1'41.194821C.ウィリアムズトライデント1'41.46998J.ビップスハイテックGP1'41.5331024J.ヒューズファン・アメルスフォールト・レーシング1'41.538111D.ハウガープレマ・レーシング1'41.7101212C.ノバラックMPモータースポーツ1'41.7101316R.ニッサニーダムス1'41.971144佐藤万璃音ビルトゥジ・レーシング1'42.178152J.ダルバラプレマ・レーシング1'42.1811622E.フィッティパルディチャロウズ・レーシング・システム1'42.520179F.ベスティARTグランプリ1'42.9051814O.コルドウェルカンポス・レーシング1'43.120196L.サージェントカーリン1'43.2602025A.コルデールファン・アメルスフォールト・レーシング1'44.4372110T.プルシェールARTグランプリ1'44.7362223C.ボリュクバシチャロウズ・レーシング・システムNo Time