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日本の四季の弊害? Twitterユーザーの「働けない理由」に反響

2022年03月25日 15:01  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

日本の四季の弊害? Twitterユーザーの「働けない理由」に反響

 四季が特徴的な日本の気候ですが、一方で季節特有の現象に悩まされる方も多くいます。


 Twitterユーザーの電子計算機の沼さんは、それを「働けない理由」として表現しました。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


1月 寒くて働けない
2月 寒くて働けない
3月 スギ花粉で働けない
4月 スギとヒノキ花粉で働けない
5月 GWとイネ花粉で働けない
6月 梅雨と低気圧で働けない
7月 暑くて働けない
8月 暑くて働けない
9月 ブタクサ花粉で働けない
10月 働ける
11月 寒くて働けない
12月 寒くて働けない


 月別に働けない理由を、こう述べた電子計算機の沼さん。日本特有の「季節行事」に悩まされる内容となっています。


 本稿執筆時点(3月25日)を含む、3月~5月と9月には、それぞれで猛威をふるう「花粉」が原因。確かに花粉症持ちの方にとっては、この時期の出退社は億劫。雨が文字通りの「恵みの雨」と感じるものです。「働けない」という結論でも致し方なくあります。


 多くの方が、つい最近まで実感していたであろう「寒さ」に関しても、11月~2月にかけ挙げられています。この時期は、起床時に布団から中々出れませんからね。


 反対に夏真っ盛りの7月~8月は、「暑さ」が理由になっています。毎年夏バテや熱中症が一種の社会問題化していますし、この期間は、夏休みを謳歌している子どもたちを多く見かけます。童心に返って働けない感情に至るのも分かる気がします。


 その直前の6月は、「梅雨」に加えて「低気圧」を原因しています。じめっとした気候は、体力をじわじわ削がれてしまいますからね。これもまた納得の理由です。


 というわけで、1年のうちで唯一稼働できるのは「10月」のみという結論に至った電子計算機の沼さんですが、本当にそのように働いているわけではありません。ちなみに普段は、都内のIT系ベンチャー企業にて、物理シミュレーションのためのソフトウェア開発に従事されています。


 「元々年中花粉症やアレルギーに悩まされる体質で、その嘆きを込めての投稿だったんです。本当に働けないわけではないですよ」


 しかしこの投稿には、筆者を含めた多くのユーザーが共感しました。何かしらの理由を添えて、「10月も働けませんよ」なんていう声も。3万を超えるいいねが寄せられています。


 「こんなにバズるとは思っていませんでした。正直言えば、普段作っているソフトウェア関連のツイートがバズって欲しいというのが本音ですね……(笑)」


 一連の反響について振り返る電子計算機の沼さん。皆さん今日もお仕事頑張ってください。



<記事化協力>
電子計算機の沼さん(@Hishinuma_t)


(向山純平)