まずは牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分21秒台に入れていく。続いて、21秒台に入れたフェネストラズが首位に、さらに笹原右京(TEAM MUGEN)も続く。フェネストラズはセッション開始10分ほどで、午前中の全体ベストタイムを超えてきた。
このあとは牧野が再び首位を奪い返したのを皮切りに、平川亮(carenex TEAM IMPUL)、宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)、山下健太(KONDO RACING)と、じりじりとベストタイムの更新合戦が続き、1時間経過を前にしたところでジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が1分21秒418をマークしてトップに立った。
残り20分を切り、ニュータイヤでのアタックに入る陣営が出始める。松下信治(B-Max Racing Team)、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)らが自己ベストを更新していくなか、残り16分で坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が1分21秒147まで縮め、トップに。関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)も0秒169差の2番手に浮上してくる。
セッションは終了まで1分というところで、国本雄資(KCMG)がダンロップ・コーナーでストップ、赤旗により終了となった。タイミングモニター上のセクターベスト表示から類推するに、関口、山下、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)、大嶋和也(docomo business ROOKIE)ら複数のドライバーが最後のアタック中であり、タイム更新の可能性があるなかでのセッション終了となってしまった。