トップへ

倉敷美観地区に最大級の商業施設がオープン、民藝文化の息づく倉敷らしさを体感できる素泊まり宿など

2022年03月23日 13:21  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

商業施設「倉敷SOLA」

Image by: 倉敷SOLA
岡山県倉敷市の倉敷美観地区に最大級となる商業施設「倉敷SOLA」が、4月28日に開業する。同施設は、岡山の技術と美術の融合を目的としており、デニムストアのほか、洋食レストランや宿泊施設、足袋シューズストア、日本料理店の5店舗が出店する。

 白壁土蔵のなまこ壁や、格子窓の町家、柳並木の倉敷川沿いといった街並みを特徴とする倉敷美観地区は、1979年に「重要伝統的建造物群保存地区」として選定され、地区内には倉敷館や大原美術館、倉敷アイビースクエアなどがある。

 同施設のコンセプトは、"未来へ架ける倉敷SOLA"。倉敷のものづくりを衣食住で体感できる空間として、古きよきものをモチーフにしながら、現代的な感覚や遊び心を加えたアートを未来に向けて提案していくという。
 施設には、地域団体商標の「井原デニム」やジャカード織デニムを使用したアパレル、ファッション小物を軸に展開するデニムストア「青木被服」をはじめ、地元野菜や岡山県産フルーツと世界の特産を織り交ぜて、オリジナルの素焼きピザやパスタなどを提供する洋食レストラン「倉敷洋食バラトン」や、施設内の3棟の建物の2階部分に3部屋の客室を用意した、民藝文化の息づく倉敷らしさを体感できる素泊まりの宿「滔々」、100年間培ってきた足袋製造の技術を生かし、健康で活動的なライフスタイルを提案するコンセプトストア「丸五」、民藝の考え方や美を軸に日本料理を仕立てる和食レストラン「雲」が出店。施設内中央には、中庭イベントスペース「みんげい広場」も設けられる。

■倉敷 SOLA住所:岡山県倉敷市中央1-4-13 敷地面積: 約500平方メートル・公式サイト