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「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」浅野いにお作品初のアニメ化

2022年03月23日 08:06  コミックナタリー

コミックナタリー

浅野いにお描き下ろしイラスト (c)浅野いにお/小学館
浅野いにお「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」のアニメ化が決定した。

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2014年に週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載がスタートして今年の2月に完結、3月30日に単行本の最終巻が発売される「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」。4年前に突如として“侵略者”の巨大な“母艦”が東京へ舞い降り、絶望が日常へと溶け込んでいった世界を舞台に、門出とおんたんという2人の少女の青春が描かれる“デストピア青春譜”だ。第66回小学館漫画賞の一般向け部門と、第25回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門・優秀賞を受賞。浅野の作品がアニメ化されるのはこれが初めてのことだ。

アニメーション制作は「地球外少年少女」を手がけたProduction +h.が担当。さらにアニメ制作現場で浅野とProduction +h.のスタッフが意見を交わす様子を捉えた映像が公開された。

また浅野からは描き下ろしイラストとコメントが到着。イラストには笑顔の門出とおんたんが描かれた。浅野は「原作ではもう物語が語られることはありませんが、今度は動く門出とおんたんの姿を通して、今一度とても複雑でとても単純な『デデデデ』の世界を体験してください。『デデデデ』は終わりません。そして門出とおんたんは『絶対』なのです」と語っている。



■ 浅野いにおコメント
「デデデデ」アニメ化です。8年間の長期連載で、世間は大きく変わったような、そうでもないような、しかしながら確実に過ぎ去っていった時間の中で、どれだけ時間が経っても色褪せない大切で普遍的なものを作品の中に残せたと僕は自負しています。原作ではもう物語が語られることはありませんが、今度は動く門出とおんたんの姿を通して、今一度とても複雑でとても単純な「デデデデ」の世界を体験してください。「デデデデ」は終わりません。そして門出とおんたんは「絶対」なのです。