「ミッソーニ」新クリエイティブディレクター発表　バーバリーやジバンシイを経験したフィリッポ・グラツィオーリが就任

「ミッソーニ（MISSONI）」が、メンズおよびウィメンズの新クリエイティブディレクターにフィリッポ・グラツィオーリ（Filippo Grazioli）を起用したと発表した。

　フィリッポ・グラツィオーリは1981年生まれ。2015年に「エルメス（HERMÈS）」のシニアデザイナーに就任し、その後「ジバンシイ（GIVENCHY）」や「バーバリー（BURBERRY）」でディレクターを務めた。
　同氏は、ミッソーニに関して「イタリアンスタイルとデザインの歴史において、約70年にわたり、優れた⾼潔さを維持しながら、重要な役割を果たしてきました。私がこれまで与えられてきた機会に感謝すると同時に、プロダクトの核となる、喜び、新鮮さ、カラーのセンス、積極性を維持する新しいヴィジョンで、私の経験をさらに発展させることができる可能性にも感謝しています」とコメントしている。
　前任のクリエイティブディレクター、アルベルト・カリーリ（Alberto Caliri）は、2022年秋冬シーズンがラストコレクションとなった。退任後は「ミッソーニ ホーム（MISSONI HOME）」の監修を担当するほか、ダヴィデ・トネッティ（Davide Tognetti）と共同で「ミッソーニ スポーツ（MISSONI SPORT）」のディレクションを手掛ける。