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新人エンジニアが常駐先で昼寝! 即行で引き揚げさせた、というエピソード

2022年03月22日 19:00  キャリコネニュース

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企業は新人の育成に努めるべきだ。とはいえ、本人にやる気がなければどうしようもない。キャリコネニュースが「モンスター新人エピソード」をアンケートで募集したところ、ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)の50代男性(神奈川県/年収600万円)から、驚愕の新人エピソードが届いた。

※キャリコネニュースでは「モンスター新人」をテーマにエピソードを募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/6SDPGL3V

「この作業、ボクがやるのは無駄だと思うんですよねぇ……」


当時、「常駐先の客先に導入していた機械が『たまに』異常動作する」という問題があり、「ひたすらお客さんに代わって何百回、何千回も操作して試す」という作業が発生していた。「重労働だがあまりコストも掛けられないことから、新人が配置されたのですが……」と男性は言い淀む。

「(その新人は)客先で待ち合わせた当日、まず連絡無しで遅刻。悪びれもせず作業指示をうけて着手するも、昼に自分が呼ばれて行ってみると 『この作業、ボクがやるのは無駄だと思うんですよねぇ……』 。なんでも自分はもっと大きな仕事ができるので、こういう繰り返し単調作業はやらせるべきではないと」

ここで怒ってもおかしくないが、男性は忍耐強く「あなたがやらなければコストが2倍近い自分や他の先輩達がやることになるんだよ」と諭したという。「客先に入り込んで作業なんてなかなか出来ないから、周りの雰囲気や仕事を見るのも兼ねてやってみなさい」と続けた。男性は別の後輩にあとを任せ、別件のためその場を離れたそうだ。

「早々に退職してしまいました」

ところがその日の夕方、男性は後輩からのこんな電話で度肝を抜かれることになる。

「新人の彼、顧客の休憩ブースで昼寝してるんですけど!!!」

結局、ただでさえ機械の不調で印象が悪いところを、「そこに配置するだけでさらに悪印象を重ねかねない」ということで引き揚げさせたというが……。

「その後、単純作業だろうが頭脳労働だろうが何も出来ず、早々に退職してしまいました。『こんなくだらない仕事をボクにやらせるな』みたいな事をいう新人は実在するんだ、ということで驚いた一件でした」

と男性は呆れたように語っていた。