やる気に満ちて入った会社でも、働くうちに「辞めよう」と思うことはある。キャリコネニュースが「会社をやめようと思ったエピソード」を募集するアンケートには、
「引き抜きで、君が必要だと言われ入社したのに、入れば『元々一緒におった先輩が欲しくて君はいらない』と言われたとき」(20代男性/建築・土木系技術職)
「最初のボーナスが500円の図書カード。参考書も買えない」(20代女性/IT系技術職)
といった、退職決意も納得のコメントが寄せられている。(文:okei)
※キャリコネニュースではアンケート「会社をやめようと思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9
「流石にバカらしくなり1年たらずで退職した」
同じく技術職(電気・電子・機械系)の30代前半の男性は
「技術職制(主任)中途採用として、某大手鉄道会社に転職したが、最初の仕事はお茶出し、電話の取次、掃除の雑務ばかり」
と理不尽な扱いに憤りを隠せない。しかも上司からはこんな指示を受けたという。
「最初の3か月は就業時間より2時間早く出社し、オフィスの掃除をしろ。それはお前の自発的な行為だから、業務時間にはならない」
技術職なのに掃除、しかも2時間ものタダ働きというあまりの命令に、男性は「それはできません」と断ったという。すると
「事業所の所長から呼び出され1時間一方的に説教をされた。それ以外にも週2、3回の飲み会や週末のレクレーションなどプライベートはほぼなし」
イベントは強制参加だったのだろう。前時代的なやり方が横行する職場でいつまでも耐えられるわけもなく、男性は「流石にバカらしくなり1年たらずで退職した」と報告していた。