トップへ

舞台「薔薇王の葬列」リチャード役は若月佑美&有馬爽人のWキャスト、2つの性を表現

2022年03月20日 12:07  コミックナタリー

コミックナタリー

舞台「薔薇王の葬列」キービジュアル
TVアニメ「薔薇王の葬列」を原作とした舞台「薔薇王の葬列」の全キャストが発表に。併せてキービジュアルが公開され、公演日程の詳細とチケット情報も明らかになった。

【大きな画像をもっと見る】

放送中のアニメ「薔薇王の葬列」は、2013年より月刊プリンセス(秋田書店)で連載され、今年1月に完結した菅野文による同名作品が原作。ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返した薔薇戦争を軸に、男女2つの性を持つヨーク家の三男・リチャードの数奇な運命が描かれている。舞台ではリチャード役を若月佑美と有馬爽人がWキャストで演じ、2つの性を表現。ヘンリー役を和田琢磨、エドワード役を君沢ユウキ、ジョージ役を高本学、ケイツビー役を加藤将、ウォリック伯爵役を瀬戸祐介、エドワード王太子役を廣野凌大、アン役を星波、セシリー役を藤岡沙也香、マーガレット役を田中良子、ヨーク公爵リチャード役を谷口賢志が演じる。各キャストからはコメントが到着した。

舞台「薔薇王の葬列」の公演は6月10日から19日まで、東京・日本青年館ホールで実施。チケットの先行予約を本日3月20日から4月10日23時59分までイープラスにて受け付けており、一般発売は5月22日10時にスタートする。

■ 若月佑美(リチャード役)コメント
久しぶりの舞台作品への出演と、更にはリチャード役ということで
正直とても緊張しておりますが原作の素晴らしさを大切に、
しっかりと愛を持って演じられたらと思っています。
非常に難しい役所ではありますが悩み葛藤しリチャードと共に頑張ります。
また今回は男女のダブルキャストということで、私は初めての経験で新しい挑戦ですし全く違った面白さが味わえると思いますので、是非、劇場に足を運んで頂けたら幸いです。

■ 有馬爽人(リチャード役)コメント
今回出演が決まった時は驚きが隠せず、また舞台に立てるんだと思うと、すごく嬉しかったです。
この作品は何回も見返してしまうようなとても繊細なストーリーで、演じるリチャードは自分ととても似ている所が多く、
演じるのがとても楽しみです!
皆さんが舞台上の僕たちと同じ場所で生きているような、そんな世界をお届けできる日を心より楽しみにしております。
少しでも皆さんの心の支えになれたら嬉しいです。

■ 和田琢磨(ヘンリー役)コメント
今回舞台「薔薇王の葬列」でヘンリーを演じます和田琢磨です。お話を頂いてからこの漫画を読みはじめましたが、シェイクスピアの作品が原案であり主人公リチャードが男女両方の性を持つという設定に初めは驚きましたが、読み進めていくにつれ登場人物達の葛藤や苦悩が深く且つ妖艶に描かれており読む手が止まらなくなりました。原作が持つ世界観をどんどん引き出してお客様に喜んでいただける作品つくりをしたいと思います。ぜひ劇場へお越しください!

■ 君沢ユウキ(エドワード役)コメント
個人的にもとても好きな時代のお話を、ドラマティックに、かつ人間の美しさ、醜さ、強さ、弱さ、あらゆる輝きを見せて下さる作品に参加させて頂き、大変光栄に思っています。
愛せる所、ダメな所満載なお兄ちゃんですが、ある意味誰よりも人間っぽいのかなとも思います。
金髪ロン毛をなびかせて、彼なりの人生を懸命に美しく生かせてもらえたらと思います。
カンパニー全員で作り上げる世界を、
どうぞお楽しみに。

■ 高本学(ジョージ役)コメント
沢山の方々に愛されている「薔薇王の葬列」に出演させていただき光栄に思います。
今からこの作品の美しい世界観を表現することが楽しみです。
ジョージの真っ直ぐな性格と向き合いながら、舞台で役者が表現する事で生まれるエネルギーを大切に作品作りしていきたいと思っております。
是非、劇場に足を運んでください!

■ 加藤将(ケイツビー役)コメント
初めにキャラのビジュアルを見た瞬間に「従者キャラかな!?」と思い、アニメを見た時に「お!」となりました。
僕は、なぜか人を守る役にはご縁があり、また違うキャラクターでの従者ポジションはかなり嬉しいです!
ビジュアル撮影時に初めてケイツビーになったのですが、メイクの色の黒さが過去に演じた従者キャラの色と同じでメイクさんも同じだった事は内緒にしておいた方が良いでしょう(笑)
今回、加藤将がどんな従者になるのか?果たしてリチャード様を守る事ができるのだろうか?乞うご期待!!!
と、いいつつ…何がなんでもリチャード様を守り抜きます!

■ 瀬戸祐介(ウォリック伯爵役)コメント
アニメの放送も始まり、とても勢いのある作品なので、今回の舞台化に際しウォリック伯爵を演じることができるというのは率直に嬉しいです。この美しくも儚い物語を史也さんがどう演出なさるのか、共演者の方々とどう世界観を表現出来るのか、キングメイカーとして最高の舞台もメイクしていく所存です。

■ 廣野凌大(エドワード王太子役)コメント
今回エドワード王太子役を演じさせていただきます。廣野凌大です。エドワードを演じるにあたって、普段の自分を全て忘れて演じることができるように、美しき薔薇王の葬列の世界に没入し、尽力しますので、ぜひよろしくお願いします。

■ 星波(アン役)コメント
コミックスは以前読んだ事があったので出演が決まってとても嬉しかったです。リチャードが男女のWキャストという事にとても驚きましたし、アンは沢山関わると思うのでどんな風になるか今から楽しみです!

■ 藤岡沙也香(セシリー役)コメント
漫画、アニメ、そして舞台化となる今作に出演できる事。とても嬉しく思います。そして今回。私自身、母親役を舞台で演じるのは初めてなので、今から緊張しています。セシリーとしての信念を貫き通し、演じる事ができるといいなと思っております。キャストのみなさんと素敵な舞台を作れるよう頑張りますので、宜しくお願い致します。

■ 田中良子(マーガレット役)コメント
作品に触れた時、深くて暗い水の中に沈み込んでいくような感覚になりました。この時代を生き抜くために、ひたすら強く厳しく立ち続けるマーガレットという女性を演じる事。とても嬉しく、光栄に思います。彼女と一緒に、作品の奥の奥へ沈み込んでいきたいです。

■ 谷口賢志(ヨーク公爵リチャード役)コメント
今年の正月、久々に実家に帰りました。談笑し、猫と触れ合い、何気なく母親の本棚を覗くと、そこに『薔薇王の葬列』の単行本がありました。強く運命を感じました。なぜあるのか尋ねると、「それあんたのでしょ?1.3.6巻しかないから全然話わかんないのよ」と。……自分の人間性を疑いました。ヨーク公爵リチャードを演じさせていただきます谷口賢志です。王として光を届けられるよう、母親に話を伝えられるよう精進します。

■ 舞台「薔薇王の葬列」
期間:2022年6月10日(金)~6月19日(日)
会場:東京都 日本青年館ホール

原作:TVアニメ「薔薇王の葬列」
脚本:内田裕基
演出:松崎史也
出演:若月佑美 / 有馬爽人(Wキャスト)、和田琢磨、君沢ユウキ、高本学、加藤将、瀬戸祐介、廣野凌大、星波、藤岡沙也香、田中良子、谷口賢志 ほか

(c)菅野文(秋田書店)/舞台「薔薇王の葬列」製作委員会