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神戸旧居留地に「ルイ・ヴィトン 神戸店」オープン 日本の桜と猫がオブジェに

2022年03月19日 11:21  Fashionsnap.com

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ルイ・ヴィトン神戸店 1階のインスタレーション

Image by: LOUIS VUITTON
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、兵庫県の神戸旧居留地に「ルイ・ヴィトン 神戸店」を3月19日にオープンする。これに先駆けて3月16日、アンバサダーの広瀬すずやフレンド・オブ・ザ・ハウスのKōki,といった豪華なゲストや、プレス関係者を招いてプレビューイベントを開催。店内が初公開されたほか、メゾンのサヴォアフェールを公開する特別な展覧会、そして相楽園の日本庭園でイベントが開かれ、ルイ・ヴィトンと神戸の文化を堪能する一夜となった。

 ルイ・ヴィトンが神戸に初出店したのは1983年。以来、40年近くにわたり神戸の街との絆を深めてきたという。神戸旧居留地は、歴史的な佇まいとモダンな文化が溶け合うエリア。その中心に建つ大丸神戸店の近隣に、既存店の「ルイ・ヴィトン 神戸メゾン」を移転する形で新たな路面店をオープンする。

 角地に構えるルイ・ヴィトン 神戸店は、大きなウィンドウのクラシカルな外観が特徴で、地下1階から地上2階までの3フロア構成。ウィンドウと1階の中央には、春を告げる桜と幸運を招く猫のダイナミックなオブジェが設置され、オープニングを華やかに飾った。
 インテリアデザインは建築家のピーター・マリノが手掛け、最新のグローバルコンセプトを反映。流線形を基調とする開放的なレイアウトで、ルイ・ヴィトンのフルラインを取り扱う。

 1階はウィメンズのレザーグッズやアクセサリー、フレグランスなど、2階はウィメンズのプレタポルテやシューズ、地下1階はメンズと「オブジェ・ノマド コレクション」が並ぶ。オープンに伴い、先行販売や限定アイテムが各種取り揃えられている。

 店内にはアートが点在し、オリジナルの什器のほか、イサム・ノグチがデザインしたフリーフォームソファや、天童木工の椅子が採用された。また、神戸出身のアーティスト佐藤未瑛による色彩豊かな壁画が外壁や内装を飾った。これは世界各地で現地のアーティストをサポートする取り組みの一環だという。

サヴォアフェール展と相楽園の特別なイベント
 近隣エリアで招待客向けに開催されたサヴォアフェール展では、オブジェ・ノマド コレクションや様々なトランクをメインに展示。ビリヤード台「ル・ビヤール」や、テーブルサッカー「バビフット」といった珍しいコレクションも並んだ。

 同日に相楽園で開催されたイベントでは、園内を案内する人力車や、霧立つ池の演出、灘五郷の日本酒バー、飴細工や神戸ジャズのライブパフォーマンスなど一夜限りの催しが用意され、ゲストを楽しませた。


■ルイ・ヴィトン 神戸店住所:兵庫県神戸市中央区明石町44営業時間:11:00~20:00定休日:不定休