沖縄県うるま市製作によるショートアニメ「勝連おもろそうし」が、沖縄のあまわりパークで上映される。4月に放映開始予定だ。
【大きな画像をもっと見る】「勝連おもろそうし」は歴史文化施設の魅力向上、 沖縄の歴史文化への関心を高めることを目的に作られたもの。勝連城跡の10代目按司・阿麻和利(あまわり)を題材とした歴史物語で、「阿麻和利編」と「百度踏揚編」で構成される。阿麻和利役と、物語をナビゲートするひぬかん役は古谷徹。メインキャラクターの和也役と麻利役で沖縄出身の下地紫野がキャスティングされた。YouTubeでは同作の予告映像と、古谷のコメント動画が公開されている。
また沖縄県民にお馴染みの楽曲「ダイナミック琉球」で知られるイクマあきらが同作で声優初挑戦。うるま市在住・出身の人を対象とした声優オーディションで選ばれた3人も出演する。テーマ楽曲は沖縄出身のサリーケイが担当。さらに時代考証で琉球史研究家の上里隆史氏が参加する。
なお地元とのコラボレーションも実施。沖縄県立具志川商業高等学校ビジネスマルチメディア科の生徒がポスターを制作したほか、地元の書道教室が書を提供した。
■ アニメ「勝連おもろそうし」
放映開始日:2022年4月(予定)
放映場所:沖縄県 あまわりパーク