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ワークマンのメリノウール製品は【やっぱり当たり】だと思った

2022年03月15日 07:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
キャンプギアやワークスーツなどが話題のワークマンですが、意外なところにも商品を出しています。そんな「掘り出し物」を独断と偏見で紹介したいと思います。

○ワークマンの自転車ウェア



まずは自転車ウェアから。実は同社、去年から「MOVE ACTIVE CYCLE(ムーブ アクティブ サイクル)」シリーズより「サイクルジャージ」(1,500円)を発売しています。皆さん知っていました?


本製品を担当するバイヤーの及川健斗さんに聞いたところ、「これから自転車を趣味とした方へ向けたエントリーモデルとして展開しています。ですから、値段は安価、最低限の機能、そしてワークマンらしいデザインを加える形にしています」と説明してくれました。



最低限の機能性と言いますが、実際には胸の「反射プリント」、脇と後ろ身頃はメッシュ素材、背面に3つのメッシュポケット、など筆者からすれば十分な機能が備わっています。


また、「耐久撥水CYCLE(サイクル)ミドルパンツ」(1,500円)もジャージ同様、高機能! ではないですが「必要なもの」はすべてある、という印象でした。


「利用者を絞って開発しているので、今回の新製品はこの2アイテム。今後も少しずつラインアップを増やしていくよう考えています」と、今後もじっくりと取り組んでいくそうです。

○メリノウールはやはり良い



次は去年の秋冬も筆者が気になっていた「メリノウール」を使った商品です。ウールの中でも最高級となる天然素材で、「吸湿性」「保温性」「調温性」に優れています。


ウールと聞くと秋冬モノと思いがちですが、実は生地の厚さによりオールシーズンや春に重宝するのです。



例えば、「Spring Merino 半袖丸首シャツ」(1,500円)、「Spring Merino ボクサーパンツ」(780円)はウール50%、ポリエステル50%の素材となり、先ほどのメリノウールの特徴に加えて肌触りが柔らかく、チクチクしにくいので少し肌寒いと思う時や、トレッキングや夏の登山などで活躍しそうです。

実際、登山系のブロガーさんにも評価が高いようで、幾つか記事も出ていますね。


アウトドアブランドは、似た製品を出していますが、大体5,000円~となっています。毎週のように登山する趣味があるなら必要ですが、筆者のようにたまーに行く程度のビギナーからするとこの価格が嬉しいです。



また、靴下も充実しています。アンダーウェア以上に消耗品の靴下ですから、これまた値段をかけるのは躊躇します。



それが「Spring Merino ショートソックス 5本指 2足組」(780円)、「Spring Merino ショートソックス 先丸 2足組」(780円)といい感じの価格で用意されているのですよ。


これらの製品、会場で買えるなら、買いたかった!

○開発担当も「覚えきれない」多機能さ



最後にちょっとビジネス寄りの商品を。実は同社が初めて半袖のワークシャツを発売。スーツでは既に採用されている「SOLOTEX」素材を使ったものですが、パッと見てメチャ普通でした。


しかしそこはワークマン、何も無いはずがない、と思い、製品開発部の牧野康洋さんに尋ねてみると……。



「SOLOTEX素材なのでストレッチ性やへたりにくさはもちろん、汗染み防止、洗濯による色褪せ耐久など、実は機能をいろいろ付け過ぎて覚えきれていません(苦笑)」と、開発担当が白旗を挙げるほどのてんこ盛りというオチが!



ちなみにスペックシートには「15機能」があると説明されています。


話題のワークスーツと合わせて着るもよし、カジュアルに着崩すのもよし。色がホワイト、ブラウン、ネイビー、サックスで用意されているので、使い勝手はいろいろありそうです。


昨今の気分的には、少し大きめを「肩を落として」着るものいいのでは、と思います。皆さんの「推し」商品は何でしょうか?(金井唯)