ヘンリー王子、全身オレンジカラーで「インヴィクタス・ゲーム」の動画に登場

ヘンリー王子がパトロンを務める国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム（Invictus Games）」のプロモーション動画に登場し、今年の開催国オランダの選手達と交流した。王子は選手達からオランダ語を学んだあとに突然立ち上がり、オランダのナショナルカラーであるオレンジ色の装いに変身した。

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現地時間12日「インヴィクタス・ゲーム」の公式ツイッターが今年開催する大会に先立ち、ヘンリー王子がオランダチームの選手達とオンライン通話をする様子を公開した。

ヘンリー王子が2014年に設立した「インヴィクタス・ゲーム」は、負傷した軍人のための国際スポーツ大会だ。国のために多大な貢献をした彼らがスポーツを通して回復するとともに、敬意を呼び起こすことを目的としている。王子は王室離脱後も同団体のパトロンを続けている。

第1回は2014年にロンドンで開催され、第5回目となる今大会は現地時間4月16日から22日までオランダの首都ハーグで開催される。本来は2020年に開催予定だったが、パンデミックのために延期されていた。

米カリフォルニア州の自宅からオンライン参加したヘンリー王子は、オランダチームの選手達に自分のオランダ語力を鍛えてくれるようにと頼んだ。

「みなさんに、もう一度だけお願いします。僕はこのことを本当に理解したいんだ。オランダ語で『こんにちは。素晴らしかったよ、お疲れ様』はどう言えばいいのかな？」

選手達がいっせいに言葉を発してオランダ語を教え始めると、王子は戸惑いながらも発音に挑戦した。

そして「この他にも、何か知っておくべきことはあるかな？」と尋ねると、選手の1人がオランダの伝統菓子“ストロープワッフル”を手に取り「stroopwafelと言えますか？」と尋ねた。王子は単語を正しく発音し、自身も「ストロープワッフルが大好きなんだよ」と加えた。

次に別の選手がハーグの地区名「Scheveningen（スヘフェニンゲン）」を挙げると、王子は最初は難しそうに発音していたものの、何度か挑戦するうちに上手く発音できるようになっていた。

最後に王子は「みんな、準備はできているかな？」と尋ね、オランダ語で「ありがとう。ハーグで会おう」と伝えた。

この時、選手の1人が「帽子を忘れないでね！」と呼びかけた。すると王子は「ああ、そうだった」と答え、オレンジ色の帽子とサングラスをつけ始めたのである。

そして突然立ち上がって上着を脱ぎ出し、オランダのナショナルカラーであるオレンジ色のTシャツとズボン姿に変身した。その後王子は人差し指を前に突き出してポーズを取り、カメラに向かって「レッツゴー」と呼びかけた。すると選手達から大きな拍手が送られていた。



画像は『Invictus Games Foundation　2021年9月15日付Instagram「Happy birthday to our Patron, The Duke of Sussex!」』『Invictus Games The Hague 2020　2022年3月12日付Twitter「Prince Harry, The Duke of Sussex, is getting ready for the Netherlands with some Dutch lessons.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）