トップへ

慣れない環境で不調を起こしやすい春 - ジャンポケと山口もえが腸活を応援

2022年03月14日 11:21  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
不安や期待の中で新生活を始めようとする生活者をお腹の健康から応援するべく、ビオフェルミン製薬は「『人生100年腸活プロジェクト』 腸活応援イベント」を3月2日に開催。

腸活応援大使にジャングルポケットの斉藤慎二さん・おたけさんが、スペシャルサポーターにタレントの山口もえさんが就任し、私生活での腸活に関するエピソードなどを語った。


免疫力にも影響する腸内環境



100年以上にわたり、お腹の健康や乳酸菌など腸内細菌について研究を続けてきたビオフェルミン製薬。人生100年腸活プロジェクトは同社が腸の健康管理の重要性やケア方法の啓発のため、2020年に発足した取り組みだ。



今回のイベントの冒頭では、マリーゴールドクリニック院長の山口トキコ医師が登壇。腸活の大切さについて次のように説明した。



「多くの神経細胞が集中している腸は第二の脳も言われ、自律神経と非常に密接な関係にあります。そして新しい環境に緊張する場面も多い春は、腸内環境が乱れやすく体調不良などの悩みを抱えやすい季節で、慣れない環境での不安や緊張、ライフスタイルの変化によって心身の負担を感じる人も少なくない。気付かないうちに身体的・精神的な負担が蓄積され、自律神経が乱れる原因になる可能性もあります」(山口氏)


美容の面でも注目されてきた腸活だが、ストレスや緊張感が強い状態が続くと交感神経と副交感神経の2つがうまく切り替わりにくくなり、自律神経のバランスが乱れた状態に。



体中の免疫細胞の7割は腸に集中しているとも言われ、腸内環境が乱れることで免疫機能が低下するなど、免疫力などにも大きな影響があるという。



「自律神経のバランスが崩れてしまうと腸の働きも低下して、腸内環境が乱れる原因になりますし、反対に食事のバランスが偏ることなどによる腸内環境の乱れが原因で、自律神経が乱れてしまうということもあります。また、腸内環境が乱れた状態では、悪玉菌が有害物質や発がん物質を生成し、それを体外へ排出する際に、肌へも負担がかかってしまう。その結果、肌のキメが乱れる、角質が溜まりやすくなるといった肌トラブルを引き起こすことにもなります」(山口氏)

便秘の悩みが今回のオファーに



このほどジャングルポケットの斉藤慎二さん・おたけさん、タレントの山口もえさんの3人は、腸活の重要性をより多くの人に知ってもらうため、1日限定の腸活応援大使とスペシャルサポーターにそれぞれ就任。

YouTubeなどで便秘の悩みをよく話題にしていることから今回オファーされたというおたけさんは、「食べ物が1番こだわっているかもしれないですね」と、自身の健康管理にまつわるエピソードを紹介した。



「けっこう僕はトレーニングするんで、タンパク質はたくさん摂るようにしているんですけど、基本は偏らない食事というのは意識していますね。『鶏肉しか食べてないんじゃない?』みたいなイメージを持たれるかもしれないんですが、それだと腸があまり動いてくんないので、ちゃんと食物繊維を摂ったり、ヨーグルトを食べて乳酸菌を摂ったり。やっぱり栄養素って腸から吸収されるんで、腸の状態はすごく大事という話は教わりました」

一方、斉藤さんは「奥さんがけっこう食材とか考えて使ってくれていて、料理が上手なので僕の腸内環境はいい感じなんですよ」とのこと。子供ができたことで健康や腸活について考える機会が増えたと明かしていた。



「子供が今2歳なんですけど、3歳くらいまでに腸内環境が決まるみたいな話を聞いたこともあって、さつまいも、バナナ、レンコンとか、食物繊維をしっかり摂るような意識はありますね。もともと僕も全然詳しい知識とかなかったんですけど、奥さんにいろいろ教えてもらいながら、自分も学んでいった感じです」


腸活のポイントは継続



野菜ソムリエの資格を持ち、自身が育てた野菜などを使った手作り弁当などをSNSなどで発信している山口もえさんも、子供が生まれたことで家族の食事などを気遣うようになったという。



「赤ちゃんの時の腸内環境が良ければ良いほど、元気な子に育つという話を聞いたことがあったので、それから私は家の調味料もこだわるようになりました。乳酸菌とかも発酵食品を多く取るように心がけるようにしていて。家族の食事も最初はなるべく生野菜を食べてから、お味噌汁など他のものを食べるように心がけています」



ビオフェルミン製薬 学術情報グループの大石真央氏は、そんな3人の腸活に対する意識の高さに感心しながら、「バランスの良い食事や規則正しい生活を心がけるなど、生活の中に腸内環境を改善する腸活を少し意識して取り入れてみることが大切」とコメント。次のようにアドバイスした。



「腸活をすること自体がストレスになってしまうと意味がないので、無理のない範囲で続けることが重要です。ヨーグルトなどの発酵食品で乳酸菌を摂取されている方も少なくないと思いますが、乳酸菌にも自分に合った菌があるので、2週間ぐらい同じ菌を継続的に摂取していただいて、体の状態をご確認いただきながら判断してもらうと良いと思います」



その後、ゲストの3人は「人間の腸内細菌の数は100兆個」「便に含まれる理想の水分の割合は7~8割」といった知識を学ぶ「腸活クイズ」に挑戦。YouTubeで1000万回以上再生されているジャンブルポケットの人気ネタ「ストレッチャーズ」を、「どこにも効かないエクササイズ腸活バージョン」としてアレンジしたかたちで披露する場面もあった。



山口さんは、「さっき楽屋で斎藤さんにこっそり特別レッスンしてもらいました。夫と一緒に家でもやりますね」とエクササイズに参加した感想を述べ、「新生活が始まると、新しい環境に慣れるまでちょっと腸もびっくりしてしまうと思うので、腸の調子を意識してあげてほしいなと思います」と、メッセージを送っていた。(伊藤綾)