2022年F1バーレーンテスト最終日に、アルファタウリの角田裕毅は午後のセッションを担当、18人中7番手で、開幕前最後のテストを締めくくった。
角田は57周を走行し、1分33秒002(C5タイヤ)がこの日の自己ベストタイムだった。テスト作業を順調に進めることができたという角田だが、このラップには満足していないと述べている。
「今週はチームとして良い進歩を達成できたと思います。今回のテストの成り行きには満足しています。重要なデータをたくさん収集することができました」
「ですが、今日C5タイヤで出したラップには満足していません。ポテンシャルはかなりあると思うのですが、残念ながらそれをうまく発揮することができませんでした」
「僕自身もマシンも、まだまだ改善できる点はたくさんあります。でもテストの数日間は、全体的にうまくいったと思います」
テスト期間に新世代F1マシンの感触を試した後、開幕戦バーレーンGPに向けてさらに作業を続けることに集中していくと、角田は語った。
「まだあまり他のマシンの近くを走ってはいないのですが、これまでの感触では、昨年に比べてダーティエアがかなり減ったと思います。それによって昨年までよりも前のマシンについていきやすくなっているので、その点を楽しんでいます」
「来週の開幕戦に向けて、ある程度の自信を持っています。去年と少し違っていて、経験を積み、チームと一緒にマシンを開発することに集中しています」
「今、自分たちがどのポジションにいるのか、正確には分かりませんが、バーレーン戦の前に、2日間ほど作業する時間があります。このチームは優秀です。開幕戦に向けて引き続き集中していきます」