成績次第で収入が増減する会社の営業職は心が折れることもあるだろう。そもそもの給与額が少ない場合はなおさらだ。「32歳営業職です」というキャリコネニュース読者の女性から、
「手取り月15 万円、年収およそ250万円。この金額に加えて営業なのでボーナスは出来高制、営業成績により全くないこともあります」
と嘆く声が届いた。（文：okei）
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「お客様に差し上げる粗品など」は自費で購入
埼玉県に住むこの女性（金融・保険系／正社員）は、自身の給与制度についてこう語る。
「全て営業成績に直結するため、昇給は見込めません。昇給通知見ましたが100円とかでした。今年の自分の営業成績が良ければ翌年分の給料が良くなるだけです。来年成績悪ければまた戻ります」
「そしてこの金額の中から、お客様に差し上げる粗品など自分で購入したり出ていくお金があるため、非常に憤りを感じます」
と営業職の理不尽さを訴えた。さらに「結婚したいと思いませんが、趣味にもお金がかかる+買いたいものも買えないため正直少ないと思います」と不満を募らせる。
しかし女性は、実は「コロナの陽性者が出た際の対応で会社に嫌気がさしたため」退職願いを出し、現在は有休消化中だという。思い切りよく不満の多い仕事を断ち切った所まではよかったが、
「実家住まいのため住む場所には困っていませんが、それでも時節柄次の職が見つかっておらず焦りを感じます。将来の見通しが全く立ちません」
と不安な思いに駆られているようだった。
