「月の手取りが20万円以下」といっても、ボーナスや生活の仕方によって順調に貯蓄できる人もいる。「手取り17万8000円、年収およそ350万円」という北海道の30代女性(未婚/サービス系/正社員)から、
「貯金が1000万に到達したため、注文住宅を建てることにしました」
という声が寄せられた。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22
「生活水準を変えず、お金に困った事はありません」
女性は「勤続12年で33歳でこの金額は少ないのかなと思ってはいるけど、残業がほぼないのとボーナスが年2回計60万ほどあるから良いのかなという感じです」と明かす。かつて「専門学校の授業料と一人暮らしの生活費を、奨学金とバイト代で賄っていた」という女性は、
「その頃の生活水準とほぼ変わらず生活しているため、お金には困った事はありません」
と豪語していた。学生の頃の生活水準を守り続けた賜物だろう、
「去年400万超えの奨学金を返済し終わり、貯金が1000万に到達したため、注文住宅を建てることにしました。賃貸で洗濯やシャワーなど周りに気を使う生活に疲れたため、いつかは一軒家に住みたいと思っていました」
と夢のマイホーム計画を打ち明ける。しかし、一人で買うわけではないらしく
「いくら貯蓄があるといっても3900万のオーバーローン(編注:物件の価格以上の融資を受けること)を一人で返す自信はないので、10年付き合っているパートナーと一緒に住むことにしました」
と別の決断も報告。結婚するかどうかは不明だが、婚姻にこだわっている様子はなく「今後は20年でローン完済と各自1000万の貯蓄が目標です」と、それぞれに自立した関係であることをほのめかしていた。