スクーデリア・フェラーリのカルロス・サインツは、2022年F1バーレーンテストの2日目でも好調な走りを見せたが、バーレーン・インターナショナル・サーキットがあるサクヒールの変わりやすいコンディションのせいで、午後は難しく“奇妙な”ものになったと述べている。
サインツは通常セッションの走行時間が終了した時点ではトップタイムを記録していたが、その後追加の走行時間を与えられたハースのケビン・マグヌッセンが、より涼しいコンディションでサインツより0.325秒速いタイムを記録した。
それでもフェラーリのふたりのドライバーにとってテスト2日目は充実した一日となり、合計で114周を走行した。
サインツはテスト最終日となる3月12日の最終セッションをポジティブな形で締めくくるのを楽しみにしている。
「コースのコンディションが走行ごとに変わるから少々奇妙な午後になった。ショートランを安定させて各タイヤコンパウンドをよく理解し、それぞれをどう比較するかといったことが、特に強風のせいで難しくなった」とサインツはコメントした。
「今夜にすべてを分析し、最終日に向けて充実した走行計画の準備をすることになる。最終日にはまだテストしたいことがたくさんあるんだ。でも、全体的にはチームにとってポジティブな一日になったよ」
チームメイトのシャルル・ルクレールは、セットアップ作業とロングランに重点を置いたプログラムで一日をスタートした。ルクレールは午前中のセッションで、アルピーヌのエステバン・オコンより0.090秒遅い2番手タイムを記録している。
「午前中は多くのテストを完了したセッションになったよ」とルクレールは語った。
「マシンはもちろん、タイヤについても多くのことを学んでいる。まだ僕たちにとって比較的新しいものだしね」
「バランスは良い感じだし、これまでのところ快適に感じている。でも、タイムシートがなんの意味も持たないことは覚えておかなければならない。ライバルたちはこれからもさらに力を出してくる」
「僕たちのポジティブな点としては、一貫性を発揮できているし、これまでのところ問題がないことだね。最終日もできる限り多くのことを学べるように作業を続けていくつもりだ」