「親は子どもの心を傷つけることなど言わないもの」というのは大間違い。実は傷つけることが一番多いのが、親かもしれない。キャリコネニュースの「親に言われた衝撃的な言葉」をテーマにしたアンケートに、そんな風に感じてしまう経験談が複数寄せられている。
※キャリコネニュースでは「親に言われた衝撃的な言葉」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/T1VGTI8Q
「お母さんが早死したのはお前が心配かけたからだろうな」と父親
沖縄県に住む40代後半の女性(サービス・販売・外食/年収300万円)は、
「小学校高学年から中学生の頃、母からたびたび『お前が学校から帰ってくる時間が近づくとうんざりする』と言われました」
と明かす。一度ならず「たびたび」言われては、家に帰りたくなくなってしまいそうだ。女性は当時を振り返り、心境をこう吐露していた。
「相性が合わず母にとっては反抗的な娘だからだろうな。と当時は受け流していましたが、自分が母親になってみると、結構ひどい言葉だったと思うようになりました。子どもの帰る先は家庭しかないですから」
また、神奈川県で暮らす40代前半の女性(サービス・販売・外食/年収300万円)は、父親からのこんな一言が忘れられない様子だ。
「母親が10年ほど前にがんで他界。60歳でした。しばらくたった頃父親から『お母さんが早死したのはお前が心配かけたからだろうな』と言われた」
娘としてそれを言われて何をどうしろと言うのだろう。身内と思って頭に浮かんだことを何でも言っていいとは限らない。