マクラーレンF1はバーレーン・インターナショナル・サーキットでのプレシーズンテストをスタートしたが、初日を担当したランド・ノリスはブレーキの問題によって走行距離を伸ばすことができなかった。
ノリスは体調不良に見舞われたダニエル・リカルドにかわり、マクラーレンの2022年型F1マシン『MCL36』を一日中ドライブし初日6番手となるタイムを記録したが、午前セッションと午後セッションあわせて50周しか走行できなかった。
ブレーキ温度の上昇によって走行がショートランに制限されたノリスは、この問題はすぐに解決できないものだと主張している。
「全体として僕たちが望んでいたような日にはならなかったと思う」とノリスは語った。
「単純なことだけど、今日はブレーキに問題があったんだ」
「正確に何が問題なのかは僕には分からないが、温度が関係している」
「少なくともそのせいでロングランができなかった。今後数日のうちに修正を試みていくが、簡単には解決できないだろう」
「自分たちに何ができるか様子を見るよ。誰もが解決策を考え出すために懸命に仕事をしている」
ノリスは、妥協的な修正によって、少なくともリカルドと自身がこれからの数日で走行距離を増やせるようになることを期待している。
「今夜から明日にかけてこの問題を解明したいと思う」とノリスは付け加えた。
「もっと走行できるようにするために妥協点を見つけたい。スタッフはすでに対応を始めている」
「まだ確信はないけど、できる限りマシンを走らせてあらゆることを把握したい。やるべきことはたくさんあるんだ」