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マツダ「ファミリアバン」にハイブリッド車が登場 - 燃費・走行性能が向上

2022年03月11日 07:41  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
マツダは「ファミリアバン」を一部商品改良して発売した。4月1日にはラインアップにハイブリッド搭載車を追加する。


「ファミリアバン」は使い勝手のいい室内空間・荷室と優れた環境・安全性能を兼ね備えたバン。今回は一部商品改良し、燃費性能に加え、加速性能と乗り心地を向上したハイブリッド搭載車を追加。ガソリンエンジン搭載車「GX」には運転支援機能を追加し、外観の変更を行った。



追加となったハイブリッド搭載車は、モーターとエンジンの長所をいかし、スムーズな発進、伸びのある加速フィーリングを追求。さらにモーターの駆動力制御により、路面の 凹凸に応じて車体の上下揺れを軽減し、滑らかでフラットな乗り心地とひとクラス上の優れた走行性能を実現している。



燃費性能はWLTCモードで22.6km/L。エンジンはクールドEGR(排ガス再循環)システムを採用した1.5L連続可変バルブタイミング機構エンジンで、ハイパワーと効率を両立している。最高出力は54kW(74PS)/4,800r.p.m、最大トルクは111Nm(11.3kgf・m)/3,600~4,400r.p.mとなっている。

駆動用・発電用モーターと動力分割機構などで構成されるハイブリッドトランスアクスルを採用。ギアトレーンを最適設計した高効率・小型・軽量ユニットで、動力の伝達ロス低減を追求した。モーターは最高出力45kW(61PS)、最大トルクは169Nm(17.2kgf・m)を発生する。



バッテリーは駆動用モーターに最適な電力を供給するコンパクトタイプのニッケル水素バッテリー。リアシート下に配置することで、ラゲッジスペースの広さを確保した。



「GX」にはバックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを採用し、フロントバンパーコーナー部とリヤバンパーをボディ色とすることでひとクラス上の質感とした。



ガソリンエンジン搭載車「GX」の一部改良では、バックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを採用し、通常時は周囲の光と後方からの光の差に応じて鏡面の反射状態を変化させドライバーの視認性低下を軽減。車両後退時には、インナーミラー内のディスプレイにバックカメラからの車両後方映像と駐車時の目安となる固定ガイド線を表示する。



また、フロントバンパーコーナー部とリヤバンパーをボディ色に変更し、スタイリッシュな外観へと向上させている。



メーカー希望小売価格帯は163.35万円~207.35万円。(エボル)