大野さんは1996年にオオノ開發の常務取締役に、2016年に代表取締役社長に就任する一方、えひめ産業資源循環協会の理事を務めるなど、愛媛県の振興に努めてきた。また一方で、競走馬やモータースポーツを愛好し、ジェントルマンドライバーのひとりとしてフェラーリチャレンジなどにも挑戦したほか、自身のチームであるMax Racingを創立。2019年に開催されたauto sport web Sprint Cupでは土屋武士と組み自らステアリングを握った。
Max Racingはスーパー耐久への挑戦を経て、2020年からはスーパーGT GT300クラスにも参戦。GRスープラにスイッチした2021年には、三宅淳詞/堤優威のコンビで優勝を飾った。また、三宅とともに全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦、さらにグループのホテル『たかのこの湯』のブランドでスーパーGTでのラウンドパートナーを務めるなど、モータースポーツの発展に大きく寄与した存在だった。