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ベッカム夫妻、ウクライナ支援に多額の寄付 「絶望的な光景に無力感を味わった」

2022年03月10日 13:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ウクライナ支援のために多額の寄付をしたベッカム夫妻(画像は『David Beckham 2020年1月17日付Instagram「Excited to be in Paris for @mrkimjones @dior」』のスクリーンショット)
デヴィッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻が、ウクライナの人々を支援するために多額の寄付をした。デヴィッドは親善大使を務めるユニセフで緊急支援の募金の呼びかけを開始し、人々に向けて感動的なメッセージを送った。

デヴィッド・ベッカム(46)が現地時間8日、ロシアからの軍事侵攻を受けるウクライナの人々へのサポートを表明した。2005年からユニセフ(UNICEF:国連児童基金)の親善大使を務めているデヴィッドは、2015年に立ち上げた「7:ザ・デヴィッド・ベッカム・ユニセフ基金(7: The David Beckham Unicef Fund)」を通じて、緊急支援募金の呼びかけを開始した。

同日デヴィッドは、自身のInstagramで動画を公開し「僕もみなさんと同じように、ウクライナの状況を恐怖と不信の思いで見ています。母親達は子供達を連れて逃げることを強いられ、家族がバラバラになった。子供達はベッドから連れ出され、一夜にして難民になってしまったのです」と語った。

続けて「自分の家族が安全に生活する中、絶望的な光景を目のあたりにして無力感を味わった」と述べ、「募金のスタートとして家族を代表し、ヴィクトリアと僕は寄付をさせてもらいました」と明かした。

最後にはフォロワーに向けて「このような子供達を支援するため、ユニセフの活動にご協力いただけると大変ありがたいです。今日、できる限りの寄付をお願いします」と呼びかけた。

投稿に記された声明によると、国際女性デーを迎えた日に設立した緊急支援募金は、医療や家族のための安全な空間など子供達の健康をサポートするものだという。

デヴィッドやユニセフは寄付金の額について明らかにしていないが、英メディア『The Sun』によると、夫妻は100万ポンド(約1億5300万円)を寄付したと報じている。

同メディアの情報筋は「デヴィッドとヴィクトリアはユニセフと彼らの緊急支援のために、できる限りのことをしたいと思っていました。2人は個人的に100万ポンドを寄付しました。この行動が人々を鼓舞し、できる限りの支援をしてくれることを望んでいるのです」と話している。

また英メディア『Daily Mail Online』の別の情報筋も夫妻が100万ポンドを寄付したことを認め、このように説明した。

「デヴィッドはアンバサダーを17年間務め、ユニセフと世界中の子供達のための活動を支援するため年間数百万ポンドの募金を集めています。この募金は世界の子供達、特に女児の可能性を引き出す支援を目的とした、デヴィッドの『7基金』の傘下にあるプロジェクトに新たに加えられたのです。」

画像は『David Beckham 2020年1月17日付Instagram「Excited to be in Paris for @mrkimjones @dior」、2022年3月8日付Instagram「Mothers forced to flee with their children.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)