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カミラ夫人、ドラマ『ザ・クラウン』で自分の役柄を演じた女優と対面

2022年03月10日 12:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ドラマで自分を演じた女優と対面したカミラ夫人(画像は『Clarence House 2021年10月27日付Instagram「Tonight The Duchess of Cornwall attended a reception ahead of ‘Shameless! Festival’ next month.」』のスクリーンショット)
チャールズ皇太子の妻カミラ夫人(74)が、Netflixドラマ『ザ・クラウン』で自分の役柄を演じた女優エメラルド・フェネル(36)と対面した。エメラルドはカミラ夫人に会う前に大変緊張していたそうで、「ロンドン塔に放り込まれるのではと心配だった」と冗談交じりに明かした。

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「国際女性デー(International Women’s Day)」を迎えた現地時間8日、カミラ夫人が邸宅クラレンスハウスでレセプションパーティを開催した。

当日は、エリザベス女王と王室メンバーの姿を描いたNetflixドラマ『ザ・クラウン』のシーズン3と4でカミラ夫人を演じた女優エメラルド・フェネルも招かれていた。

邸宅を初めて訪れたエメラルドは、カミラ夫人と楽しそうに話しながら一緒に並んで写真撮影を行うなどした。

集まった記者からのインタビューに応じたエメラルドは、夫人に会う前にかなり緊張していたと言い、かつて牢獄だったロンドン塔(Tower of London)に入れられるのではとジョークを飛ばした。

「タワーに放り込まれるんじゃないかと、心配していたのよ。今のところは大丈夫みたいだけどね。」

そして「国際女性デーであるこの日に、彼女にお会いできたのは本当に嬉しかった。だって彼女は、女性のための慈善活動に力を注いでいるから」と対面した喜びを伝えた。

しかし夫人との会話の内容については一切口にせず、「私は慎重でありたいのよ。口が軽いと船も沈むから」と説明し、「彼女は長い間スポットライトを浴びているけど、いつも優雅に乗り越えているわね」と夫人を称賛した。


一方のカミラ夫人はレセプションパーティでスピーチを行った際、軽妙な語り口でエメラルドについてこのように言及した。

「もし私の地位や立場が損なわれることがあった場合には、私の分身である架空の人物が後を引き継いでくれます。このことは私にとってとても心強いことです。」

会場から笑いが溢れると、夫人は「だからエメラルド、準備しておくのよ!」と述べた。

自分の役を演じたエメラルドと機嫌よく接したカミラ夫人だが、彼女が『ザ・クラウン』で描かれた自身の姿についてどう感じているのかは謎のままだ。


2020年11月に配信した同ドラマのシーズン4では、チャールズ皇太子とダイアナ妃、そしてカミラ夫人の関係が描かれていた。物語は事実をもとにしたフィクションであるにかかわらず、配信後にはクラレンスハウスのSNSに悪質なコメントが殺到したため、コメント欄を制限することを余儀なくされた。

今後配信予定のシーズン5と6では、カミラ夫人役を女優オリヴィア・ウィリアムズが引き継いでいる。

画像は『Clarence House 2021年10月27日付Instagram「Tonight The Duchess of Cornwall attended a reception ahead of ‘Shameless! Festival’ next month.」、2022年3月8日付Instagram「There remain vast strides to be made」』『Georgie Prodromou 2022年3月8日付Twitter「“I was nervous I might be thrown in the Tower.”」』『The Crown 2021年9月29日付Instagram「Change is coming.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)