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ハースF1、貨物到着の遅れにより、テスト初日午前は走れず。午後からピエトロ・フィッティパルディが走行へ

2022年03月09日 21:10  AUTOSPORT web

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2022年F1バルセロナテスト ハースF1のリザーブドライバー、ピエトロ・フィッティパルディ
バーレーン・インターナショナル・サーキットでのF1プレシーズンテストが3月10日にスタートするが、ハースF1チームは、貨物の到着が遅れたため、10日午後からの走行を目指すことになった。このセッションでステアリングを握るのは、リザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディであることも発表された。

 バーレーンにハースの機材を運ぶ予定だった飛行機にトラブルが発生したことで、イギリスからの出発が遅れた。ハースの貨物がサーキットに到着したのは、火曜夜だったという。そのため、10日朝から走行を行うことが困難な状況となった。

 ハースはロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ロシア企業であるウラルカリとのタイトルパートナーシップおよび、同社の共同オーナーの息子ニキータ・マゼピンとのレースドライバー契約を即時解除すると、5日に発表。その後、チーム首脳陣たちは、バーレーンテストでは、マゼピンの代わりにフィッティパルディがマシンに乗ると示唆していた。

 テストでフィッティパルディが走ることは正式に発表されたが、マゼピンの後任としてミック・シューマッハーのチームメイトを務め、シーズンを通して走るドライバーが誰になるのかについては、まだ明らかにされていない。