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弁護士の懲戒処分、2021年は「104件」 日弁連がとりまとめ

2022年03月09日 19:51  弁護士ドットコム

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日弁連は3月9日、各弁護士会がくだした2021年の懲戒処分は合計104件だったと発表した。前年から3件減った。


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処分の内訳は、重い順に「除名」が2件、「退会命令」が6件、「業務停止」が33件、「戒告」が63件だった。



例年通り、依頼者からの預かり金を返還しなかったり、事件処理の方法をめぐってトラブルになったりするケースが多いという。



懲戒請求自体は2554件。このうち、審査開始となったのは176件だった。



懲戒請求は誰でもすることができ、各地の弁護士会が審査する。「弁護士の信用や品位を害する行為をした」と判断されると処分を受ける。不服があるときは日弁連での審査になる。