テレワークの普及とともに地方への移住が話題にのぼるようになった。キャリコネニュースでは「東京に住むのがしんどい」と感じる人にアンケートを実施。「どんな辛さがあるか」「移住するならどこがいいか」などを尋ねたところ、さまざまな意見が寄せられた。
※キャリコネニュースでは「東京暮らしはしんどい?」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LYETI2M7
理想の移住先はアメリカ「ロックダウンでも家のプールで優雅に泳いでいる」
東京都に住む40代女性(サービス系/年収150万円)は、東京と地方の「人」の違いをこう表現した。
「文化の違い。と言うか……言葉も含めて地方の方が温かみがあって落ち着く。(東京は)自転車や歩行者のマナーが悪すぎる。悪く言えば自分さえ良ければ!の人が多く感じる」
都内在住ながら東京にあまり良い印象がないようだ。もし移住するなら
「海、山、身近に自然がきれいなところがある場所。元々田舎育ちなんでゆっくり自分の時間を過ごせそう」
と自身のルーツも含めて希望を語った。
また神奈川県の30代女性(医療系/年収250万円)は、金銭的なことが気になっている。東京暮らしのしんどさについて、
「やっぱり家賃の高さ、一戸建てなら土地の値段の高さかなと思います。夫婦共に平均的な給料で子供がいたら、都内で一戸建ては経済的に厳しい。子供の教育資金を削ってということになりそう」
と厳しい現実を語る。移住してみたい場所は国内のどこかではなく「アメリカ」で、理由をこう打ち明けた。
「ロサンゼルスでプール付きの広い家に住んでるお友達がうらやましい。ロックダウンでも家のプールで優雅に泳いでいる」
一方で、生まれた時から東京に住んでいる人は「東京暮らしはしんどい」と話題になること自体に怒り心頭だ。東京都出身の40代女性(医療系/年収650万円)は
「東京生まれ東京育ちからしたら『東京』が地元で、昔からの日常に過ぎないことを『辛い』云々は言われたくない。だったら『地元に戻って!』と言いたい」
と憤り、「自分の理想ばかり押し付けないで、上京不満組さん」とダメ押し。もちろん希望の移住先どころか「旅行でならいざ知らず、移住なんて考えません」と移住自体まったく念頭にないことを強調していた。