アルファロメオF1チーム・オーレンを運営するザウバー・グループは、取締役のアレッサンドロ・アルニ・ブラビを新たにマネージングディレクターに任命した。
アルニ・ブラビはこれまでにFIA-F2に参戦するトライデントのチーム代表と、メルセデスのフォーミュラEチームに所属するストフェル・バンドーンのマネージャーを歴任し、2017年からはザウバーの法務顧問を務めていた。また、アルファロメオF1のチーム代表兼ザウバー・グループCEOのフレデリック・バスールが創設したジュニアチームである、ARTグランプリの法律顧問も担当してきた。
ブラビはマネージングディレクターとしての新たな立場から、ヒンウィルでマーケティング、コミュニケーション、セールス、法務、IT、財務に注力し、バスールの直属となる。
「アレッサンドロは過去数年にわたりコース内外において我が社の成長に欠かせない存在だった。新たなポジションにおける彼の貢献に大きな期待を寄せている」とバスールは述べた。
「モータースポーツとビジネス、および我々が活動する複雑な法的状況についての知識において彼に匹敵する人物はほとんどいない。アレッサンドロはそうした課題に適任だ」
アルニ・ブラビは、「この新たな役職に就くことをとてもうれしく思う」とコメントした。
「ザウバーのような成功の歴史を持つ企業のマネージングディレクターとしての挑戦に臨むことは光栄なことだ」
「また私はこの役職に伴う、500人以上のザウバーの従業員に対する責任を自覚している。私はハードワークと情熱、献身によってこの責任を果たしていくつもりだ」
「フレデリック・バスールとザウバー・グループの株主、またこの数年間私のそばで次のステップを達成することを可能にしてくれた人々に感謝したい」
「これから多くの仕事が待ち受けているが、私はこの新たな冒険を始めることに胸を躍らせている」